こんにちは(」・∀・)♪
菊地です♪
本日はとっても良いお天気です!
暑くてもお天気が良いとパワーがみなぎりますo(^∀^)o♪
私はfacebookをしているのですが、今朝見ていましたら知人が不思議な写真をアップしており、それがきっかけで調べてみたら県の無形民俗文化財の「サバーさま」「サネモリさま」とのこと!
これがそのミステリアスな藁人形↓↓
衝撃的な写真です(((o(*゚▽゚*)o)))
この写真を撮影したのは昨日で、滝部と特牛を繋ぐ道の途中の交差点とのこと!
そして本日は下関市役所豊北総合支所前に現れている「サバーさま」と「サネモリさま」
「サバーさま」「サネモリさま」はリレー式に移動していくんです!
いったいどういうことなんでしょうか!?サバーさま、サネモリさまとはなぁに!!??
あまりに不思議過ぎるので早速、豊北総合支所地域政策課の末永さんに連絡(*゚▽゚*)!
そしたら末永さんもちょうど「サバーさま」についての記事を書いていたとのことヽ(´ー`)ノそして末永さんにお願いして豊北総合支所前に現れた「サバーさま」「サネモリさま」の写真を送付して頂きました♪
このあたりの地域では稲の害虫の小さな虫のことを「サバー」と呼ぶと聞きました(^-^)
「北浦地方のサバー送り」とは、北浦地方(長門市・下関市)において、田植え終了後に「サバーさま」「サネモリさま」という騎馬武者姿の藁人形2体を住民がリレー式に順次に地域外へ送り出して行き害虫を追い払う行事とのこと!
「虫送り」とも呼ばれ、農作物の害虫被害を防ぐための願掛けとして行われているそうです(*^v^*)
「サネモリさま」というのは源平合戦において乗っていた馬が稲株に足を取られ転倒したところを討ち取られたとされる斉藤実盛を指すと言われ、討ち取られる原因となった稲株を恨み、実盛が稲を食い荒らす害虫(稲虫)になったとの言い伝えがあり、そのため、稲虫(特にウンカ)は実盛虫とも呼ばれているとのこと(゚o゚;;へぇ~
田植えが終了した頃(6月下旬~7月上旬)長門市の飯山八幡宮社務所にて藁人形2体が作製され、2日間の神事を行った後に各地域を送り継いで行き、豊北町の粟野に達するとのことです(^-^)
その後の順路は不定で、最終的には海に流されるとのことなので、今現在町内を移動している「サバーさま」「サネモリさま」は地域の方々の手と手を受け渡り、長門市からはるばるいらっしゃったのですね~(*´ω`*)
でも、どちらが「サバーさま」?「サネモリさま」??(。・ω・。)??
この藁人形のお方が先頭です(o^-^)
凛々しいお顔!!
藁人形には和紙に書いた顔、和紙で作製された兜、羽織の和紙と木の刀がそれぞれ着けられています(・∀・)
こちらは後方の藁人形です(o^-^)
毛利家の印が書かれた和紙の兜をかぶっていますね(`・ω・´)
先頭の方も出発した当初は和紙で作られた立派な兜をかぶっていたようですが、移動の最中風に飛ばされてしまったのかも知れませんね(´・o・`)
「虫送り」は全国的に見られる行事のようですが人の形を用いて行われるものは山口県内でも数少なく、広域に渡り送り継がれる例は全国的にも稀で、貴重な行事となっているようです!
最終的には海に流されるとのことですが、どのタイミングで一体どこの海だろう??と思い調べてみましたら、明治29年豊北町生まれの小西常七さんが昔を想起して描いた「長州北浦風俗絵巻」に、『最後は湯玉の犬鳴の断崖より捨てる』 と記されているようなので、湯玉の犬鳴峠付近まで送り継がれるのかも知れませんね(`・ω・´)
実際に見てみたいですね~!!
こういった文化財が今もこうして引き継がれて行われているということはとっても素晴らしいことですね!とても良い勉強になりました♪
「サバーさま」と「サネモリさま」を見かけた皆さんの目撃談お待ちしておりますヽ(´▽`)/
深夜に勝手に移動していた!!と言った怪奇談でもOKです( ´艸`)
そして、もう1つ不思議?な写真を載せちゃいます( ´艸`)♪
じゃ~ん!
「パイレーツ オブ 北浦オーシャン」!!
ワイルド~(〃ω〃)
以上!
菊地でした★