「なに、あれは眉や鼻を鑿で作るんじゃない。 あの通りの眉や鼻が木の中に埋(うま)っているのを、 鑿(のみ)と槌(つち)の力で掘り出すまでだ。 まるで土の中から石を掘り出すようなものだからけっして間違うはずはない」
夏目漱石 夢十夜 第六夜より
「チェーンソーカービング」 ああ、あれね。と瞬時にわかる方はどのくらいでしょうか。
ちなみに私はチェーンソーで何かするのかな~くらいの想像しかできませんでした。
「チェーンソーアート」
ああ、あれね。今度はだいぶイメージが湧いてきました。
チェーンソーといえば 主に木を伐採するために使われる機械ですが
それを使い木材や氷塊をまたたく間に芸術品へと変える。
カービングとは彫刻という意味だそうです。
この6月30日(日)
道の駅ほうほくでそのチェーンソーアートが行われます。
そのすばらしき技を披露してくださるのは林隆雄さん 。
山口県出身の方なのでご存知の方も多いと思いますがその腕は
なんと世界大会で優勝されたこともあるとまさに匠の一言。
とはいってもなかなか見る機会も少ないのでどんなものかわからないという方も
多いと思います。
百聞は一見にしかず。ご覧下さい!
いかがでしょう、この圧倒でき質量かつ繊細な造型。
とてもチェーンソーで造られたとは思えません。
この技術が生で見られる! これはもう見に来るしかないですね!
時間は11時~14時となっているのでお見逃しなく!
見たらその日は帰って彫刻が掘りたくなるカモ?
以上、平田でした。