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今月の定休日

…定休日 

…臨時休業

※7月9日(火)パン工房のみ臨時休業

※7月23日(火)パン工房のみ臨時休業

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スタッフブログ 2014.03.07

第18回土井ヶ浜シンポジウム~古のわが故郷に想いを馳せて~

皆さまこんにちは、アライシです

本日は強い北風でさしものp.m2.5も吹き飛ばされているのか、

青い空がくっきりと海に映えて白い波が躍っています

今、豊北町の名を全国、いえ、世界に知らしめているのは

ほかでもない

この水平線上の角島大橋です。

「死ぬまでに見ておきたい世界の絶景100選」に選ばれ

さらにフェイスブックの「いいね!」投票数では

その100選の中で世界第3位にランクされているとか

今日のお天気ですと、

橋の架かっている海士ヶ瀬の瀬戸はまた素晴らしく美しいことでしょう

 

さて、角島大橋が建設される前の

私たちが子供や学生だった昭和の時代から

わが豊北町には全国に知られている場所がありました

 

それは土井ヶ浜遺跡です。

 

1931(昭和6)年、土井ヶ浜地区の一角で

1基の箱式石棺(中に6体の人骨)が初めて発見されたものの、

戦争の影響で途中で研究が中断、

その後の1952(昭和27)年、近辺工事中に、

人骨とともに貝製品が今は亡き衛藤和行先生によって発見、採集され、

それをきっかけに1953(昭和28)年から本格的に発掘が始まったそうです。

その結果、

最終的に300体を超える弥生人骨と

貝製装身具類や土器などの副葬品が大量に発掘されたのです。

 

当時は、ほかに類を見ない大規模の弥生時代の遺跡、ということで

歴史の教科書には必ず載っていました

 

本格的な発掘開始から60年、

これまでの発掘作業と研究の集大成とも言える

第18回土井ヶ浜シンポジウム

3月15日(土)海峡メッセ下関で開催されます。

18回と回を重ねてまいりましたが、

諸々の都合で、本格的なシンポジウムは今回が最後になるかも、

という残念なお話を漏れ承りました。

 

私たち日本人のルーツを探る、という意味でも

はるか2000年遡った先祖の暮らしを垣間見る、という意味でも

とても興味深い会になると思います。

 

 

ぜひたくさんの方に参加していただきたいと思います

 

また、地元豊北町の土井ヶ浜にあります

土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアムでは

「海を見つめる弥生人-土井ヶ浜の人類学誌」

と銘打った企画展が5月6日(火)までの予定で開催中で、

2体の弥生人骨が5年ぶりに一般公開されています。

こちらも滅多にない機会です!

 

隣接の土井ヶ浜ドームでは

発掘されたままの状態が

レプリカで再現されているんですよ

矢を体にたくさん受けた「英雄」や「鳥を抱いた女」、

 赤ちゃんとお母さんと思われる女性が一緒に埋葬されたものなど、

 解説を詳しく読むと涙がこぼれそうになるものも。。。

不思議なことにすべて海の方を向いて埋葬されていたんだそうです。

土井ヶ浜人類学ミュージアム 

詳しくはこちら ↓↓↓

http://www.doigahama.jp/   (コピーされるか同名で検索してみてください)

 

豊北町に来られる際は

ぜひお時間を作って土井ヶ浜に立ち寄り

タイムスリップの旅を楽しまれてみませんか?

 

そのあとは浜辺の散策もオススメですっ

弥生人が愛してやまなかった土井ヶ浜の海も

角島に劣らず美しいですよ~