皆さま
こんにちは!菊地です ★
本日は気持ち良い1つない快晴!全国的に安定したお天気になったようですね♪
テラスでは花々も太陽の光を浴び、風に揺られていて気持ちよさそう♪
ここ豊北町の神田附野には “日本三大薬師” の一つとされ “眼病治癒の霊場” として知られている 『附野薬師東山寺』 があります。
観光の名所である “角島” がある “海士ヶ瀬(あまがせ)”を眼下に望む丘の上に建っています。
その昔、海士ヶ瀬で難破された “弘法大師” が航海安全を祈願して建立したと伝えられ、本尊の “薬師如来” も弘法大師が33歳の時に船中において御彫刻したものとされています。
それ以降 “附野薬師東山寺”は 『航海の安全の他、眼病治癒、安産祈願』などの霊仏として広く信仰を集めてきました。
その“附野薬師東山寺”では開基以来1200年余りに亘り、7年目毎に “秘仏本尊薬師如来像” を開扉して奉り、一般信徒の参拝供養と、厄払いの流葬、流れ潅頂の儀式(施儀鬼の搭姿回向)が行われます。
(昨日4月22日(火)夕方に行ってみました☆)
そして今年迎える5月8日(木)がその “第215回目の御開帳行事” に当たるとのことです。
この “春の大祭” は仏教を開かれたお釈迦様の誕生をお祝いする行事で、当日は御参りに来られた方々に、甘茶のお振る舞いがあるようですよ(^-^)
《 第215回 附野薬師御開帳法要行事時間割 》
およそ2500年前にお釈迦様が誕生された際、その誕生を喜び天から龍が現れ甘い雨を降り注いだという故事から、甘茶を嗜みお釈迦さまに甘茶を掛ける伝統が生まれ、今なお続いております。
附野薬師東山寺は特に“ 目の神様 ” として有名で、良く観光案内もさせていただく機会も多いのですが、眼病の他にも家内安全、海上安全、除災招福などが祈願できます。
5月8日、皆さまも機会があれば是非お参りください(^-^)
附野薬師東山寺からは美しい海の景色も木々の間から見ることができますよ♪ 本堂裏手には規模は小さいですが藤の花もありました。
附野薬師東山寺の境内に上がる階段の手前左側の小さな路地を少し下った所には、全国的にも珍しく、地質学上でも価値の高い市の指定文化財でもある『俵石』を見ることができます。
俵石は、附野薬師の御守護をなす当である来見田氏の庭園の中にあり、まるで俵を積み上げているかのように見える、非常に珍しい横向きの柱状節理です。
また
この観涛園の庭には、かつて明治維新の先覚者で長州の生んだ『吉田松陰先生』が、この地に立ち寄り俵石をご覧になり
「播き尽きぬ 宝の糧や 俵石」
とお読みになっておられることでもその名が知られているんです
松陰先生がかつて足を運んだ場所「附野薬師東山寺」と「観涛園の俵石」・・・またそこから眺める美しい景色など・・・
歴史のロマンと自然溢れる豊北町へ皆さまも是非お越しくださいませ(^-^)
附野薬師へ御開帳法要へお越しになる際は参道が通行止めとなるため“ 臨時駐車場 ”が用意されますので、そちらをご利用ください。
附野薬師 春の大祭は5月8日(木)に行われますが『御開帳法要』は4月27日(日)~5月9日(金)まで行われるとのことです。
以上
菊地がお届けいたしました ★