道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

今月の営業時間

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今月の定休日

…定休日 

…臨時休業

※7月9日(火)パン工房のみ臨時休業

※7月23日(火)パン工房のみ臨時休業

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スタッフブログ 2014.09.18

身も凍る(oдolll)。。。絶景探訪記♫

皆さまこんにちは、アライシです

今朝がた久しぶりに雨が降り

乾ききったお庭にはうれしい潤いとなりました

ただ今は朝からの雲がすっかり流れ去って

またまた今日も美しい青い海が広がっております

展望テラスに出ますと

吹いてくる風に

少し前までの「涼しい」ではなくて

ブルっと「寒さ」を感じました。

すっかり秋です

 

さて先日、

かねてから一度行ってみたいと思っておりました

長門市油谷町の川尻岬へドライブしてまいりました

 

この日に限ってあいにくの曇り空

道の駅にほど近い我が家から走ること30㌔

道は思ったより広く快適でした

 

車を降りてしばらく歩くとこちらの展望台に着きます。

その先に。。。

おぉっこれこれっ、これぞ「岬」

「秘境」とさえ呼べそうな雰囲気を醸しつつ

聞きしに勝る絶景が広がっておりました

上の写真の丘の向こうに灯台があります。

てっぺんの先っちょだけ目視することができます。

 

あそこまで行けばさぞかし素晴らしいさらなる絶景が望めるに違いないっ

だがしかし。。。

目の前に見えているそこまでの道は。。。

まるで馬の背のようになっていて両側に絶壁が

しかもところどころ手すりが途切れている。。。

「私にゃムリ~」

そうです、高所恐怖症のアライシには身も凍る風景。。。

なのですが

持ち前の好奇心と

「せっかくここまで来たのに」という欲張りな心を抑えることができず

 

迷いに迷った挙句

「行けるとこまで行って引き返そうね」と前進

「おぉっ、角島見えるやんっ」

恐怖心とは裏腹のテンション&モチベーションUPに努め

途中までは余裕で歩を進めるアライシ

きれいに草刈りがされた直後で

とても歩きやすいんですが

ところどころ手すりが。。。ない。。。

風強し。。。

少し進んでは景色を眺め

気を取り直し。。。

へっぴり腰でほふく前進するアライシをご想像ください

 

気持ちを奮い立たせてさらに前へ進む。。。

さらに風が強くなり心が折れそうになり

それでもがんばってがんばってがんばって

ついに結局、断崖絶叫ゾーンを克服

気が付くと体中に冷たい汗が流れておりました

崖の上の道の端からは左手に折れて今度は急な石段を上ります。

(でもきっと木立の向こうは絶壁。見えないので考えないことに。)

日頃運動不足の私は途中で休まなくちゃいけないほど膝がガクガク

 

で、がんばってがんばってがんばって。。。

ようやく目的地に到着

がっ。。。

ぎゃ~~~っっっえ゛~~~っっっいや~~~~~っっっ

これまでとは異質な大絶叫

ようやく川尻岬灯台にたどり着いた私たちを待っていたのは

私たちが求めていた本州最西北端の絶景にはほど遠い。。。

藪に囲まれた草ぼうぼうの小さな灯台

 

その先に続いていた岩場におりる小道も膝くらいまでの草に覆われていたので

「お散歩」程度の軽装の私たちはその先に進むことを断念したのでありました

 

帰り道は下り階段

ともすれば勢い余って断崖にダイブしそうなので慎重に。。。

開き始めたススキの向こうに見える絶壁も風情があります

(この頃になるとちびっと心にゆとりが)

 (右手高台の東屋後方がキャンプ場)

帰路はとってもスムーズに足を運び、

戻り着いた展望台から辿った道を振り返り、

ここ最近久しく感じたことのなかった達成感に浸りました

アライシの決死の努力は半分報われませんでしたが

 

この川尻岬は磯釣りのメッカとされており

灯台への道の途中にも何か所も磯や岩場に下りる小道が伸びています。

この日も何人かの釣り人のおじさまとすれ違いましたが

皆さん大きな釣り道具のバッグとクーラーボックスを抱えて

この険しい恐怖の道を平然と歩いておられました。

脱帽です。

 

ただ、これだけ険しい場所

不幸な事故が絶えないようです。

川尻岬周辺では

安易な気持ちや軽装備での釣りや磯遊びは絶対にお控えくださいね

 

ご褒美のランチのあと、

長門市のみすゞ記念館に向かいました。

(その様子はまた後日UPしようと思います。)

そちらでちょうど今開催されている

若き天才書家、金澤翔子さんの書道展

金子みすゞの世界展」も観覧いたしました。

迫力あるたくさんの書の中で私が一番心惹かれたのは。。。

どうにか、なる。

力強く認められた一枚の書。

周囲の大作に比べると控えめなサイズだったのだけれど。

アライシの目には光り輝いて見えたのでした

 

気が遠くなりそうな恐怖心を抑えつつ

川尻岬に挑んで無事生還した私に贈られた言葉のようで。。。(自己満足)

新たな私の座右の銘になったのは言うまでもありません

 

■□■□■ ほっくん  ゆるキャラグランプリ2014 エントリー中 ■□■□■ 

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