皆さまこんにちは、アライシです
今日は久々にすっきりしないお天気
でも本当に久しぶりの雨で、
干からびる寸前だった我が家の庭の木々をはじめ
潤いを欲していた田畑にとっては
この上ない慈雨となったことでしょう
昨夜はお盆で帰省してくる次男を迎えに
新山口までドライブしてまいりました。
みどりの窓口に所用があったのでエスカレーターを上ると
エスカレーターのわきに
何やら描かれた半紙がたくさんはためいていましたので
回り込んでみますと。。。
そうなんです!
先日閉幕した
世界スカウトジャンボリーに参加されたスカウトの皆さまが書道にチャレンジ、
記念に書いてくださった作品の数々が
ずらりと貼りめぐらされていたのでした
とても国際色豊かで
日ごろ直筆は目にすることの少ないアラビア文字なども。
でも不思議と、墨と筆で綴られたその文字に深い味わいがあったりします
遠い異国からはるばる日本にやってきた若者たち。
山ほどの素敵な思い出をふるさとに持ち帰っていただけたでしょうか
まだ列車の到着には時間があったので
しばらく眺めたのち外に出て振り向くと
どど~~~~~んと
先ごろ登録決定されたばかりの山口県が誇る世界遺産のお祝い横断幕
どれも幕末から鎖国が解かれた明治時代にかけて
列強各国に「追いつき追い越せ」と
日本を、山口県を愛する先人の方々が
血のにじむような努力をされた証であり賜物である貴重な史跡です。
そういえば道の駅にも先日こんな素敵なパンフレットが
こちらの
下関幕末維新探訪繪圖
内容は一口では言い表せないほど充実!
全部開くとB2版のでっかいでっかいパンフレット
古地図と現在図と解説や年表がわかりやすくカラフルに綴られています。
歴女ならずともわくわくすること間違いなしっっっ
さらっと目を通しただけでも
幕末維新に下関が担った役割と申しましょうか
本当に下関市は幕末維新の表舞台の一つだったのだなと
今更ながらに実感できます。
世界遺産登録の史跡と合わせて歴史をたどるのも興味深いと思います。
一例ですが
このページには先日の大河ドラマ「花燃ゆ」で登場した
長府「功山寺」界隈が詳しく載っています。
言うまでもなく世界遺産「松下村塾」の門下生である
幕末の志士、高杉晋作が猛々しく決起したその場所です
実際に携えて各地を回られればもちろんのこと、
地図の上だけでも想像をたくましく膨らませながら
歴史散歩を楽しむことができますよ~
ぜひ道の駅ほうほくにお越しの際は手に取って見られてくださいませ
日本が硬い殻に閉じこもっていた江戸時代を経て
多くの犠牲を払いつつも維新を成し遂げ開国して180年。
激動の歴史を持つこの山口の地で
こうしてスカウトジャンボリーのような
世界各国の方々と和やかに交流できる
平和の象徴のようなイベントが開催される時代になった。。。
それはとても意義深いことのように思えてなりません。
今の私たちの幸せは「おかげ」で成り立っている「有難い」幸せなのです