皆さまこんにちは、アライシです
暖冬で物足りなさを感じていたバチが当たったのか、
連日、この冬最大の寒波に見舞われ
日本列島を暴風雪が蹂躙しております
昨日は最悪の天気の中、所用で市内某病院を目指して出かけたのですが、
豊北町脱出には大きく迂回しない限り海岸線を通らざるを得ないため
車が海水シャワーを浴びるハメになりました
でも、
台風の時でさえ見れないような高く大きな波が眼前に迫り
時折り雲間から指す太陽光に照らされるさまは、
神々しささえ感じられる一大スペクタクル
カメラを持ちながら写真を撮れないのがもどかしくて仕方ありませんでした
おっとっと、前置きが長くなって。。。
本日のブログはこんなシケの日には違う楽しみもあるスポットへの
アライシお得意の冒険記でございます
先日、皆さまお馴染みの某スタッフを震撼とさせた健康診断の日、
健診終了後、呪縛からの開放感を満喫すべくスタッフNさんとランチにGO、
そのままの勢いで、
情報コーナーでは絶対にどなたにもおススメしない
悪路として名高い国道491号
一ノ俣温泉から油谷町へと山越えドライブを決行っ
何しろ山深く、熊さえ生息する地域ですので、
野生動物に細心の注意を払いつつの旅と相成りました
で、出会った可愛い仔がこちら
まるでニホンカモシカと見紛うばかりの
冬毛もこもこの仔鹿ちゃん
人間に接することもないのかまったくの無警戒で
逆にきょとんとしばらく私たちが観察されてた感じでした
ところどころ渓谷っぽかったり
時々視界がちょっと開けたり。。。はあっても
クネクネの細い道にそれらを楽しむゆとりは我々にはなく。。。
何はともあれ第一目的であった俵山温泉某所に無事到着
時間的には一ノ俣温泉から20分強でした。
時間だけを考えれば「早い・近い」感ありですが
やっぱりとてもおススメできない道なのでした
ひと休憩の後、大坊ダムそばを抜けて
いよいよ次の目的地「元乃隅稲成」へ
大坊ダムからは広く新しい道ができており、国道191号まで快適ドライブです
元乃隅稲成へは日置小学校手前のセブンイレブンから左折し
途中合流する県道66号を「津黄」方面にひたすら直進。
図のようにお進みください
お天気は曇りときどき雨がぱらぱら、という感じでしたので、
「青い海に伸びる赤い鳥居」は期待うす
ふたりで「運良く虹が出る」「龍が海を渡るような雲が湧き上がる」などの奇跡を念じつつ
またもやくねくね細い道を進んでおりますと。。。
願いが聞き届けられたのか。。。
くっきり色鮮やかな虹と
今にもにょっきり龍が首を出しそうな空
さてさてたどり着いた
こちらがアメリカCNN「日本の絶景31選」に選ばれた
パワースポットとしても大人気の元乃隅稲成神社の鳥居群
元乃隅稲成神社は
昭和30年に白狐のお告げにより津和野の太鼓谷稲成から分霊。
昭和62年から少しずつ鳥居が寄進され始め
敷地が限られた場所であるため123本と定められたのだとか。
ここ最近メディアで取り上げられる機会が急激に増え
道の駅ほうほくでも
連日たくさんのお客さまからお問い合わせをいただいております。
入口には大鳥居があります
なぜ、手前の方は上を見上げていらっしゃるのか???
鳥居上部中央をご覧くださいっ
何と、あ~~~んなに高いところにお賽銭箱がっっっ
Nさんはスポーツお得意と見えて2回目で無事IN
自他ともに認める運痴のアライシの渾身の一投目は。。。
鳥居の向こうの溝の中
それ以降も懲りずに一所懸命挑戦
何回目に入ったかは。。。本人さえわからないほど投げました
この溝も賽銭箱か???ってくらいい~~~っぱいの硬貨が落ちてましたよ
さて、あなた用のお賽銭箱はどちらでしょう???
帰りがけに時おり鳥居の先端に海水のしぶきを見かけました。
この下がおそらくそもそもここの昔からの観光スポット
「龍宮の潮吹き」
岩の左上に立つ男性と全体を俯瞰すればダイナミックさがお分かりいただけるでしょうか。
まるでサスペンス劇場のワンシーンのようです
残念ながら高所恐怖症のアライシにはあそこに立つのはムリ
時間も押していたので下まで降りるのは断念し帰路につきました。
行きと違う景色を楽しむべく津黄の港方面から帰ることにして
上りに差し掛かってから振り向くと。。。
まさしく白い龍が絶壁の岩肌を天に登って行くがごとく
波が岩に打ち寄せたかと思うと
「スルスルスルっ」と白い波しぶきが岩肌を上り伝って砕け散るのが見えたのでした
「龍宮の潮吹き」はこの位置からの眺めがおススメです
行きし、
道路が別れた場所で右にも左にも「龍宮の潮吹きこちら」表示があって迷ったのですが
右に折れるとこの写真の方角からお眺めいただけます。
ちなみに北からの風が吹いていて波の高さが2.5m以上あれば、
「確実に」ご覧いただけるそうですよ~
アライシ、正直こちらの方は皆目期待しておりませんでしたので
かえってぶ~~~ち感動いたしました
冬のこの季節、日本海沿いのこの地区は荒れ模様の日が多いですが、
どうぞがっかりなさらずに。
そんな日には結構な確率でこちらの絶景をお楽しみいただけますっっっ
冬の荒れた北浦地方も捨てたものではありません
防寒対策をしっかり施して
タイヤも完璧に装備して
下関から長門へ、長門から下関へとドライブをお楽しみくださいませ