皆さま こんにちは
菊地です
ここ最近は天候も落ち着きを見せ春が少しずつ近づいているのを感じることができます。
一昨日は萩・長門方面で震度1の地震を観測したとテレビで緊急速報されてましたね~。
ビックリしました
震度1なのできっと揺れを感じた人は少ないとは思いますが・・・やっぱり 「生きてる地球」 ですね。どこに住んでいたって揺れる時は揺れる。
ここに移住したばかりの頃は 『 山口県は地震の心配はない。津波も絶対に大丈夫 』 と耳にすることが多かったですが・・・こんなに自然が豊かな環境を備えているのに果たして100%「 ない 」と 言い切れるのでしょうか。
とは言っても
私たち家族は、東日本大震災を機にここ山口県豊北町へ移住して来た “ 理由 ” として 「 地震・自然災害が少ない 」 という情報が基にありましたので移住に至った訳なのですけどね。
“ 地震や自然災害が全くない場所なんてあるはずがない ” ということは分かってはいましたが、当時は精神的・肉体的に滅入っていた両親が 「 入院になるかも知れないから早く家族がまた安心して集える場所を探して欲しい。」 と願っていたのもあり、毎日日本全国を調査していたらどんどん南下。最終的に行き着いた場所が下関市豊北町となったのです。
東日本大震災発生から約7ヶ月での他県移住。
正直なところ
まだ復興もままなっていない瓦礫が山積みのままの故郷から離れて、自分たちだけ普通の生活に戻って良いものか・・・と心苦しい時期もありました。
でも
ここで生活して行く中で下関市が震災前から私の出生地宮古市と防災協定(本州四端協定)で結ばれていたことを知り、当駅の開業からこれまでの数年間交流を深くして行く中でその寂しかった気持ちがどんどん和らいで行きました。
それどころか距離こそ遠いけれど逆にずっと身近に感じられているし、励みになっています。
震災後数年は販売することができなかった岩手県のホタテや牡蠣も震災後3年目で復活を遂げ、当駅での販売も安定したものになりました。物販コーナーには東北6県の特産品などを集めた「東日本復興支援コーナー」を開業当時から設け、毎年3月にはその売上の一部を日本赤十字社へ寄付しています。
日本は島国。
そして太平洋側には最大の深さがエベレストにも匹敵するほど深い日本海溝(太平洋プレート、フィリピン海プレート、北アメリカプレートなど)が列島に並行して走っています。
5年前に発生した東日本大震災では膨大なエネルギーを貯め込んだ太平洋プレートが突如跳ね上がり震源地付近は震度7にもなる巨大地震が発生。その後誰も想像していなかったほどの巨大津波が太平洋沿岸部を襲いました。
これらのプレートのエネルギーの歪みが今後日本列島を取り巻くあらゆるプレートに影響を及ぼすことは避けられません。世界中でも様々な自然災害が発生してますしね。
ただ「いつ」「どこで」「どのような」という地球のメカニズムは神のみぞ知る領域です。
しかも地震や津波だけではありません。
日本は活火山もある列島ですし、様々な自然災害が1年を通して発生します。
尊い命を守るために何が必要でしょう。
私も分かっている、意識はしているのですが「つもり」かもしれません。
いざ目の前で計り知れない災害が起こったら・・・冷静に動くことができるか。正直自信はありませんが、でも、知識をまた詰め込む、詰め込み直すことはできます。
皆さまは震度7級の巨大地震が発生したらまずどう動きますか?
もし津波が発生したらどこに避難しますか?
来月11日で東日本大震災発生から5年。
今一度、私たちが今住んでいるのは「生きている地球」ということを念頭に置き、身近に存在している自然環境を見つめ直してどういう災害が起きうるかを想定し、防災意識を高めて欲しいと強く思います。
自然の中で生活する以上
災害は避けられませんが、防災意識を高めることで守れる命はあります。
3月からは春の火災予防運動が始まりますね。
皆さま
積極的に参加し地域の防災意識、防災力の向上を図りましょうね!
東日本大震災発生からちょうど5年目の3月11日
東日本復興支援ブース売上げの一部を
中尾下関市長を通して
東北へ思いを込めて
中尾下関市長を通し日本赤十字社へ寄託させていただきます。
これまでたくさんのお客さまに東北支援の商品をお買上げいただき、こうして再び寄付をする運びとなりました。本当に感謝申し上げます。
皆さまのご支援が東北の力の一部となります。ありがとうございます。
以上
菊地でした。