こんにちは。橋本です
ゴールデンウィークも近づいてきています。今年は最長10連休という方もいらっしゃると思います。旅行の計画や里帰りの計画をされている方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、この時期、交通量が多くなりますのでどうか、運転などお気をつけくださいませ。
さて、先日21日、豊北町阿川では『御大師様』がありました。
『御大師様』?と言われても・・・???なんだろうと思われるかもしれませんが。
宗教行事にはなりますが、御大師様こと弘法大師のご正忌(入定の日)は3月21日なのですが、京都の東寺はご正忌の御影供(みえいく)を1ヶ月後の4月21日に行っているそうです。豊北町阿川ではそれに倣ったのか、毎年4月21日は『御大師様』を祀る行事を行っています。
阿川では4月21日に各自治体の中、当番制で自宅玄関や自宅縁側、自治会館入口に沢山の季節の花やお供え物で『御大師様』のお地蔵様や仏像などを祀り、入口にはのぼりを立て、お参りされる方達をお迎えします。
お参りすると・・・・
お菓子が貰えます
お参りをすると色々な種類の入ったお菓子の詰め合わせを配ってくれるんですよ
子供の頃は、お菓子欲しさに10円玉を沢山もって、のぼりの立つ場所を探して走り回り、お参りしていましたね~地域行事という事もあり、学校も午前中だけ。学校では新学期なので、この日に合わせて昼から家庭訪問に当てられていたり。先生方も家庭訪問がてらでお参りしてたり。子供たちは昼から友達や家族で廻り、自転車で阿川地区を網羅する男の子もいたりして、ビニール袋いっぱいにお菓子を貰っている子もいました。
昔も今も、阿川地区以外の豊北町の方や、元地元の方が家族を連れてお参りに来たりもするんですよ子供にはお菓子の貰えるイベント毎年楽しみにしてる子もいるみたいです
今回、私もちょうどお仕事がお休みだったので久しぶり(ウン十年ぶり)に『御大師様』をお参りに行きました。
お参りに行くと、道の駅ほうほくの鮮魚部のお母さんが。
今年の当番だったそうで、お休みを取られて、お参りに来られる方を迎えられていました。
他のところでも、同級生がお休みを取ってお手伝いしていたりとして、こういう何十年と続いている地域行事。地元の人たちの支えがあるからなんだとつくづく思いました。これからも地元の行事大切にできればいいなと思います。