道の駅 北浦街道ほうほく

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スタッフブログ 2016.05.22

孤留島。。。コルトーの愛した厚島

皆さまこんにちは、アライシです

今日も霞みがちながら上天気の豊北町

半袖のお客さまも日々増えているように感じます

ただこのお天気も明日まで

あさってからの下り坂予報を見ると「梅雨ももうすぐかなあ」と憂鬱になりますね

 

少し前の話になりますが

お二人の若いお嬢さんが

「“こるとう”という島を見ることができる場所を教えてください」と

情報コーナーに立ち寄られました

「コルトーにちなんで名付けられた“厚島”のことでしょうか?」とお尋ねするとYESのお返事。

 

そういうこともあり、先日アライシ、厚島を激写してまいりました

 

『厚島(あつしま)』は

国道191号を道の駅ほうほくから下関市街地(豊浦)方面に進んでいただくと

響灘の海上にぽっかり浮かぶその姿をしっかり必ずご覧いただけます

これは豊浦町湯玉の国道沿いからの画像です

春の澄んだ海の向こうに見えますのが「厚島」。

一番大きな「男島」、右が「女島」、あと「竜宮島」「石島」と、正確には4島からなる島です。

画像にみえております線路は山陰本線

このあたりは絶好のビュースポットとして山陰本線を走る「みすゞ潮騒」が

スピードを緩めるところでもあります

車窓からはこのようにとても澄んだ美しい海岸線を眼下にご覧いただけます

 

この日のアライシの求める被写体は「厚島」only

もう一箇所、厚島を間近で望めるとっておきの場所にこのあと移動

それは、豊浦町小串の川中神社前の踏切を渡って直進し、

突き当たりを左に曲がった海岸沿い

豊浦済生会病院入口手前に広がる砂浜です

スカラップ状に弧を描く岸壁に当たった流れは、やはり弧を描いて帰っていきます。

素晴らしい透明度で、息を呑むほどの美しさです

左側には狭いながらもすぐに降りることのできる砂浜が広がっています。

折しも小さいお子さんが砂遊び

「知る人ぞ知る隠れ休憩スポット」のようで、

お昼の休憩をこちらで過ごしておられると思しき社用車がけっこう停まっていました。

こんな場所での休憩なら、仕事の疲れがさぞ軽減されることでしょう

少し後戻って小串港側に移動。

ここで気づいたのですが

上の厚島は男島と女島がまるで一つの島に見え、

下の画像は四つの島がつながって見えます。

湯玉の海岸からはあんなに離れて見えたのに

浜辺にはハマヒルガオの群生もあり、

たくさんのピンクの花びらが日差しを浴びて開いていました

こちらから右は公園になっていてくつろげるベンチや東屋が

誰もいない芝の上ではムクドリの家族がこちらもお食事中でした

こんなにゆっくりこのあたりを散策したのはアライシも初めてだったのですが

車を停められるスペースもけっこうあり

のんびりリフレッシュするには格好の場所だなあと思いました

 

さて、ここでなぜに厚島が「孤留島」と呼ばれているか。。。

それは1952年に来日、豊浦町川棚に逗留した

フランスが誇る世界的ピアニスト、アルフレッド・コルトー(1877-1962)、

彼が愛してやまなかった島だからなのです

この島での静かな人生の終焉を夢見、「島を買いたい」と申し出たコルトーに

永住を条件に無償で島を譲渡する約束をした村長さん。

集まった人々により島の名前も「孤留島」にしては、と提案され

コルトーはいたく感激、「トレビアン」と繰り返されたとか。

現在では考えられない、何とも素敵なお話ですよね

でもその時点ですでに御年75歳だったコルトーの孤留島移住は叶えられませんでした。

来月6月15日はそのコルトーの命日。

川棚の杜・コルトーホールでは「コルトーを偲ぶ会」が催されるそうです。

ミニコンサートや茶話会が企画されています*・゚・*:.。.*.。.:*・♫

詳しくはこちらから

http://www.kawatananomori.com/topics_details.html?u=353

 

あの日「孤留島」について訪ねてこられたお嬢さん方も

もしかすると未来に名を馳せるピアニストの卵さんたちだったかもしれませんね

一旦切れたかに見えたコルトーと豊浦町のご縁は奇跡的に今につながっています

本日のブログを端緒に、

いずれまたそのご縁やコルトーホールについてご紹介できたらと思います。

国道191号の海岸線で厚島をご覧の際には

ピアニスト、コルトーの魂の眠る島として思いを馳せていただけたら、

また違った景色に見えてくるかもしれませんね