皆さま こんにちは
菊地です
東日本大震災発生から来月で6年目
当駅ではいろいろな支援活動の中
交流のある宮古市やそのお隣の山田町から復活した海産物を販売してきました
震災前
岩手県山田町の殻付き牡蠣は岩手県内で約6割の生産量をしめていましたが、東日本大震災で発生した巨大津波によって海の中はかき回され
えぐられてしまい
震災前のような状態になるまではそれなりの時間を要しました
復活するまでには牡蠣の生産者の方々による
漁場の復興、復旧の毎日
並大抵な日々ではありません
牡蠣棚も震災前に比べるとまだまだ理想には届いていない状況
その魂のこもった山田町の復活牡蠣を
当駅では週末限定で販売を続けています
宮古市、山田町からホタテも入荷していましたが
やはりそこは「自然の賜物」
現在生産の量が震災前には追い付かず
入荷が今はできない状況ですが
また落ち着く兆しが見えた時には入荷する予定ですので
岩手県産ホタテファンの皆さま
しばしお待ちくださいね!
そして
当駅でその復活した山田町の牡蠣の販売開始から今年で4年目
交流も深くなっている牡蠣生産者“明神丸”の船長、中村さんから牡蠣産地直送のお知らせが届きました(^^)
山田湾は特殊な形をしていて山々から流れ込むきれいな川の水と海流が常に調和している「天然のいけす」
山からは豊かな養分が流れ込み
北東に開かれた湾口からは冷たい親潮がふんだんに流れ込むので海水は常に循環していて牡蠣にとっては最良の環境なんです
食べた方はわかると思いますが
強めの潮の味がガッツンきます
生牡蠣は殻をむいたらもうそのまま豪快にほおばって欲しいほど
味がしっかりしているのにあと味はさっぱり!
・・・表現の仕方がおおざっぱですが
「飲めます!」←それくらい爽快な気分になります
蒸し牡蠣にすると
旨味がギューっと身の中にパンパンにつまって・・・
身から出る牡蠣の汁もまた美味
調味料なんて不要です
当駅に中村さんの復活牡蠣「明神丸かき・ほたてきち」のパンフレットと産直の申込書を置いていますので気になった方はぜひお気軽にお持ち帰りくださいね
(上記画像をダウンロードしても良いです)
最後に・・・
津波が発生したら沖にいる漁師たちはさらに沖を目指し避難するのですが
明神丸の船長中村さんは津波発生当時沖には向かわず山田湾内で待機
山田湾やその周辺の地形をよく知っていたからこそできたことなのですが
中村さんは津波が絶対にこない場所を熟知していてそこに船を寄せ避難したとのこと
数年前に中村さんと直接会った際その話を聞き
「生きていてくれて本当にありがとう」と強く思いました
毎日がんばっている岩手県山田町の復活殻付き牡蠣
三代目明神丸中村さんの復活牡蠣
この機会にどうぞ!!