皆さま こんにちは!
菊地です
今日はゴールデンウィーク最終日。
天候はあいにくの雨
最終日とあって昨日に比べるとかなり落ち着きを見せています。
当駅では開業から被災地支援として物販ほうほく夢市場に東日本復興支援コーナーを設け、東北6県の特産品の販売を続けています。
東北の特産品の品数はどんどん増え、ありがたいことにお客様への浸透率も高くなっていて、お問合せなども増えてきています。
当駅には日本全国からお客様がいらっしゃるのですが、その中でもやはり東北の方は『なんで西の端っこのここに東北の商品が売ってるの??』と驚くようです(*´▽`*)
以前には宅配の受付にいらっしゃったご夫婦の荷物の送付先が岩手県山田町だったので(耐え切れず)話しかけてみたら、やはり共通の知人がいました
岩手県にいた頃は繋がっていなかったけれど、初めてここで会い、共通の知人や東日本復興支援の商品について話ができることは奇跡というか、不思議な感覚というか・・・
感動的です
その東日本復興支援ブースに新しい商品が仲間入りしました
東京の銀座にあるハチミツ製造会社の株式会社銀座ミツバチさんを介し、福島県で育てられたお米を山口県で醸造した純米吟醸の『精一杯』
日本酒造りで福島(会津)と山口(長州)を繋げよう!と幕末の戦いを超え、約1200キロの距離をも超え、この『精一杯』が福島と山口を繋ぎます。
山口県は山陽小野田市の永山酒造さんで酒米『五百万石』を使用し、カルシウムを多く含む硬水でお互いの良さを引き出し、華やかな香りと旨味、そして甘さの中にも淡麗さがある味わい。
銀座ミツバチさんは『銀座ハチミツプロジェクト』として、銀座の屋上で養蜂を開始。ハチミツ作りを介し農市農村交流ツアーを行い地方の活性化や被災地の支援などを行っています。
その活動の中で福島市の方々と出会い、ミツバチのための菜の花・アサカノナタネを植えたことが『精一杯』が誕生するそもそものきっかけだったとのこと。
福島の田んぼを起こし、福島県、山口県、銀座ミツバチさんで一緒に田植えと稲刈り。
福島で育った酒米を醸造するのは永山酒造さんにとっては初めてのことでしたが意気を感じた永山さんは自ら福島へ出向き田植えと稲刈りに参加しこの『精一杯』の醸造に思いを込めました。
吉田松陰先生の『夢なきものに理想なし』
夢なくば行動も起こらない、行動なければ成功までも行きつかない。
明治維新から150年。
東京で偶然出会った福島県と山口県との『縁』がこうして歴史を超えて繋がり、想いのこもったお酒となりました。
透き通った薄い青色の姿も美しく甘口で飲みやすいと評判の『精一杯』
皆さまもぜひお試しください
菊地でした