こんにちは 中野です
昨日の帰り、まだ完全に陽が暮れてなかったので、ちょっと道草をしてみることにしました
道草って 大人になってもドキドキしますね(笑)
子どもの頃から 朝も夕も 道草が大好きで、 その節は ご近所のおじさん・おばさんによく叱られたものでしたが
豊北町阿川
阿川ほうせんぐり海浜公園
毎年、下関の夏を締めくくる一大イベントといっても過言ではない豊北夏まつりの会場となるこの場所は、平成13年に完成した海浜公園です
実は、 私にとっても 幼少の頃の思い出の場所のひとつ。
当時は「あがわのうみ」という呼び方をしていたと思うのですが、
“ 海に浸かったら 汗疹(あせも)が治るから ”
たしかそういう理由で 両親に連れられて、何度か あがわのうみの波打ち際でチャプチャプした記憶があります
現在は 立派な海浜公園になったこともあり、
そこにはステキな遊歩道もあって、
陽が暮れていく中、地元の方が ジョギングや犬の散歩など それぞれの時間を過ごされていました
こんなロマンチックな景色の中を、なぜ一人で歩いているんだろう・・・とか思いながら(笑)、
また 昔なつかしい思い出にも浸りながら、とても有意義な時間を過ごせました
阿川ほうせんぐり海浜公園のほぼ中央には、こんな場所も。
ここの象徴でもある場所です。
かつて、阿川を流れる川の河口にあったとされるこの岩は、
長い年月の中で、川の流れの変化とともに やがて海の中へ、次第に砂で埋め尽くされてしまったそうですが、平成13年 海浜公園の完成によって 再びその姿を現しました
江戸時代中期の「阿川村絵図」に 「放生礁(ほうしょうくり)」として描かれているこの岩は、阿川八幡宮の放生会で魚介を放った岩であると伝えられています。
この「放生礁(ほうしょうくり)」が、時と共に 現在の「ほうせんぐり」という呼び名に変化したようです
まるで、阿川の海岸を 優しく見守っているかのようにも感じますね。