みなさま、こんにちは白石です。
本日12月10日はシクラメン等が誕生花となっている日です。
今回は、シクラメンを紹介したいと思います。
シクラメンには和名が2つあります。
ひとつめは「ブタノマンジュウ」です。
ブタノマンジュウとは漢字で「豚の饅頭」と書きます。
シクラメンの球根は、お饅頭を潰したような平べったい形をしています。
そして、豚や猪がシクラメンの球根を掘り出して食べるので、ヨーロッパでは「豚のパン(Sows bread)」と言われています。
それを日本の植物学者である大久保三郎氏がそのまま日本語に訳して「ブタノマンジュウ(豚の饅頭)」となりました。
ふたつめは「カガリビバナ」です。
カガリビバナとは漢字で「篝火花」と書きます。
名の由来は、この花を見たある日本の貴婦人(九条武子だといわれている)が、「これはかがり火の様な花ですね」と言ったのを聞いた植物学者である牧野富太郎が名付けました。
また、シクラメンは花の色によって花言葉が変わってきます。
白いシクラメンの花言葉は「清純」「綿密な判断」「思いやり」
ピンクのシクラメンの花言葉は「憧れ」「内気」「はにかみ」
赤いシクラメンの花言葉は「愛情」「きずな」「はにかみ」「嫉妬」です。
道の駅北浦街道豊北では、花の少ない冬に多くの花を咲かせてくれるシクラメンを販売しております。
興味のある方はぜひお手に取りご覧くださいませ。