道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

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スタッフブログ 2024.05.17

豊北町の初夏の花と光る君と小笠原家甲冑

かくおぼえなき光のうちほのめくを、をかしと見たまふ。ほどなく紛らはして隠しつ。されどもほのかなる光、艶なることのつまにもしつべく見ゆ。(紫式部『源氏物語』第25帖「蛍」)

 

豊北町の蛍 2024年5月16日 山口県下関市豊北町

 

こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほく、 風はまだありますが快晴。道端には初夏の花がさわやかに咲いていて、お出かけ日和です。

 

卯の花 2024年5月17日 山口県下関市豊北町

 

道端でこぼれるように咲く白い花は、ウツギ。別名を卯の花、唱歌にも初夏の花として歌われています。旧暦四月の別名「卯月(うづき)」は、卯の花が咲く季節だから。

 

除虫菊 山口県下関市豊北町

 

除虫菊(じょちゅうぎく)は、地中海・中央アジア原産、ユ-ゴスラビアのダルマチア地方で発見されました。日本へは明治18(1886)年頃入ってきて、害虫駆除剤として蚊取線香、農薬原料に用いられています。

 

芍薬 山口県下関市豊北町

 

芍薬(しゃくやく)は、平安時代以前に中国より薬草として伝わり、現代でも漢方薬に着かれています。一方で、牡丹や百合とともに美人のたとえに使われる、華やかな花。見ごたえがあります。

 

黄菖蒲 山口県下関市豊北町

 

道沿いの水路に咲くキショウブは、8種ある日本のアヤメ属のうちで唯一、黄色の花。あざやかですが、明治時代中期に渡来し、外来生物法で要注意外来生物に指定されているそうです。悩ましいですね。

自然豊かな豊北町は、道端の花もたくさん咲いていて、ドライブも楽しいです。ぜひお出かけください!

 

黄菖蒲 山口県下関市豊北町

 

先日、山口市にあるNHK山口放送局で開催中の、2024NHK大河ドラマ『光る君へ』巡回展in山口に行きました。5月22日まで、入場無料。撮影OKな場所で撮りました。

 

2024NHK大河ドラマ『光る君へ』巡回展in山口 NHK山口放送局 2024年5月22日まで 

 

見学者が多く、出演者の等身大パネルには記念撮影の人だかりができていました。ドラマの照明の様子をジオラマで再現したり、主要キャラのセリフを流したり、なかなか楽しめます。

 

2024NHK大河ドラマ『光る君へ』巡回展in山口 NHK山口放送局 2024年5月22日まで

 

個人的なメイン展示は、登場人物の衣装。主人公・まひろの表着(うわぎ)は、表が白、裏が薄桃色という襲(かさね)の色目(いろめ)。五七桐唐草の地紋に鳳凰の、おそらく二陪織物(ふたえおりもの)でしょう。きれいでした!

 

2024NHK大河ドラマ『光る君へ』巡回展in山口 NHK山口放送局 2024年5月22日まで

 

かくおぼえなき光のうちほのめくを、をかしと見たまふ。ほどなく紛らはして隠しつ。されどもほのかなる光、艶なることのつまにもしつべく見ゆ。(紫式部『源氏物語』第25帖「蛍」)

このように思いがけずお姿を映す光が湧き起こった様子を、美しいとご覧になりました。まもなく光は闇に紛れてお姿を隠しましたが、ほのかな光が、艶やかな関係のはじまりとなるように見えたことでしょう。

 

豊北町の蛍 2024年5月16日 山口県下関市豊北町

 

今回の冒頭は、大河ドラマ『光る君へ』の主人公・まひろが、後に書くことになる『源氏物語』第25帖「蛍」から。「玉鬘(たまかずら)」と呼ばれる女性が、メインキャラの物語です。

玉鬘は、『源氏物語』の主人公・光源氏にとって、若い時の恋人・夕顔(ゆうがお)の忘れ形見。血縁はないですが、養女として屋敷に引き取りました。田舎から突然現れた年頃の美女に親心だけではない思いを感じたり、周囲の若者をけしかけてみたり…と言うとかなり年かさに聞こえますが、物語は光源氏36歳の夏。

 

豊北町の蛍 2024年5月16日 山口県下関市豊北町

 

この場面は、兵部卿宮(ひょうぶきょうのみや)という男性が、玉鬘に思いを寄せて訪ねて来た夜のこと。基本的に、平安時代の姫君は、正式に結婚するまで男性に顔を見せません。布で作った几帳(きちょう)や御簾(みす)を隔てて会い、男性は隙間から垣間見したり気配や立ち居振る舞いを感じ取って、思いを深めます。

 

当時、夜の室内は、蝋燭の灯くらいしかない暗いもの。光源氏は、たくさんの蛍をこっそり玉鬘の部屋に放ち、蛍の光で玉鬘の姿を浮かび上がらせ、兵部卿宮に見せます。ほのかな灯に映し出される美女の姿に、兵部卿宮はますます思いを募らせるのでした。

 

2024NHK大河ドラマ『光る君へ』巡回展in山口 NHK山口放送局 2024年5月22日まで

 

豊北町では、蛍が飛び始めています。まだまだ最盛期には及びませんが、夜にお時間があれば、豊北町の夜に光る君を探しに、お出かけください。

 

太翔館 山口県下関市豊北町滝部

 

山口市で大河ドラマの衣装が展示されるなら、豊北町滝部にある下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館(たいしょうかん)」和室では、端午の節句特別展示として、江戸時代の甲冑が展示されています。長府藩士・小笠原(おがさわら)家に伝わる、当世具足(とうせいぐそく)。入館無料。6月2日まで。許可を得て撮影・掲載しています。

 

太翔館 山口県下関市豊北町滝部

 

当世具足は室町時代後期から安土桃山時代…つまり戦国時代に生じた、甲冑の形式。大鎧に較べて軽量化され、継ぎ目が多く動きやすくなっています。この甲冑は、日輪の形をした兜の前立てが特徴。やはり、いざ戦場となると、武士は目立ちたいのでしょう。

あわせて、長府藩の分家・清末藩の筆頭家老・内藤家に伝わる古式銃・長州型細筒銃も展示中。管打ち型で、慶応3(1863)年以前のものとされます。照門に毛利家の家紋をほうふつとさせる三ツ星があったり、各所に桜の装飾が施された、芸術性のあるもの。ぜひ見てみてください。

 

太翔館 山口県下関市豊北町滝部

 

太翔館は大正13(1924)年に建造された、旧滝部小学校の校舎。滝部出身の実業家・中山太一の寄贈による、鳳凰が両翼を広げたような美しいたたずまいが特徴です。ルネサンス様式の石造建築を木造建築に取り入れた構造で、大正期の代表的な学校建築として、昭和54(1979)年、県の有形文化財に指定されました。

太翔館では現在、「旧滝部小学校」本館・東教室 竣工100周年記念「学舎が見ていた100年展」を開催しています。明治から昭和までの滝部小学校の写真を中心に、地域の移り変わりの様子を見ることができます。ドライブついでに、ぜひお立ち寄りください☆

 

太翔館 山口県下関市豊北町滝部

 

道の駅ほうほくでも、お花がたくさん並んでいます。手元やお庭に欲しい方は、ぜひお越しください

 

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町