花のお江戸の七つ道具?
みなさま、こんにちは白石です。
本日10月22日はあんこうの日です。
茨城県北茨城市平潟港温泉で「あんこうの宿・まるみつ旅館」を経営する「株式会社魚の宿まるみつ」が制定しました。あんこうの食文化を多くの人に伝えるのが目的です。日付はあんこう鍋発祥の地の北茨城市ではじめて民宿を営み、あんこう料理を全国に広めた同宿の創業者である武子光男氏の命日であり、「あんこう研究所」の開業日でもある10月22日にちなんで。
というこで今回はあんこうを紹介したいと思います。
あんこうの湯引きです。
あんこうは捨てる所がほとんど無く、それぞれの部位が独特の美味しさを持っていることから、あんこうの食用部分を「7つ道具」と称しています。
こちらはその内の1つ胃袋になります。
薄くスライスされた胃袋はコリコリ食感で酢みそ等に合います。
あんこうの唐揚げです。
白身は「ほくっとふんわり」柔らかく、くせもなく噛むほどに味わいと潮の香り漂う至福の逸品です。
また、アラのから揚げもあり、あんこうのアラ部分で皮や骨からの旨味がしみだす唐揚げです。
あんこうは、江戸時代に「三鳥二魚」の5大珍味に数えられていました。
あんこうはその「二魚」の一つです。
ちなみに、三鳥は、鶴、雲雀、鷭、二魚は、鮟鱇と鯛です。
この機会にこれから旬を迎えるあんこうを水揚げ量日本一の下関で、ぜひいかがでしょうか。