夏と秋と行きかう空
夏と秋と 行きかふ空の かよひぢは かたへ涼しき 風や吹くらむ(凡河内躬恒/『古今和歌集』第3巻168番)

角島大橋 2024年10月25日 山口県下関市豊北町
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは、晴れ。角島大橋も、晴れ。絶好のドライブ日和ですが、明日からまた曇りと雨の予報。お出かけはお早めに!

牧崎風の公園 2024年10月23日 山口県下関市豊北町角島
10月下旬になったので、一昨日、道の駅ほうほくから車で約15分、牧崎風の公園に行ってみました。そろそろダルマギクの季節☆

ダルマギク 2024年10月25日 山口県下関市豊北町
なのですが、今年は暑かったせいか、まだ見当たりません。場所によっては咲きはじめているので、これからですね!

牧崎風の公園 2024年10月23日 山口県下関市豊北町角島
その代わりというわけではないですが、ホソバワダンの黄色い花が、まだあちこちに咲いていました。これはこれで、明るくてかわいいお花です。

牧崎風の公園 2024年10月23日 山口県下関市豊北町角島
夏と秋と 行きかふ空の かよひぢは かたへ涼しき 風や吹くらむ(凡河内躬恒/『古今和歌集』第3巻168番)
↓
夏と秋と 行きかふ(う)空の かよひぢ(通い路)は かたへ(かたえ/片辺)涼しき 風や吹くらむ(ん)(凡河内躬恒/『古今和歌集』第3巻168番)
↓
夏と秋が行ったり来たりする空の道は、片方には涼しい風が吹いているのだろう。

牧崎風の公園 2024年10月23日 山口県下関市豊北町角島
今回の冒頭は、平安時代前期に編纂された、最初の勅撰和歌集『古今和歌集』から。作者の凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)は、平安時代前期の歌人ですが生没年不詳、古今和歌集の撰者の一人。
この和歌は、詞書に「みなづきのつごもりの日よめる」とあり、水無月(みなづき)つまり旧暦6月の、晦日(つごもり)つまり最後の日に詠んだことがわかります。

角島大橋 2024年10月25日 山口県下関市豊北町
旧暦6月は夏の終わりで、翌日の旧暦7月1日から季節は秋。現代の暦では、8月半ばといったところでしょうか。夏と秋の境目の日に詠んだ歌なので、空も「夏と秋と行きかふ」わけですが、10月にも真夏日がある2024年の感覚では、今の時期でも違和感はありません…。
そんな10月でも、明後日の日曜27日には、ハロウィンサイコロチャレンジやります。交流広場の特設会場に、2000円以上の当日レシートをご持参いただくと、お一人様一回限りサイコロを振って、出た目の数だけハロウィントイレットペーパーを進呈。ぜひお越しください☆
ちなみに、明日10月26日(土)はマグロの日。10時からお買い得なマグロの販売が始まります。お早めに!

道の駅ほうほく展望テラスより 山口県下関市豊北町
道の駅ほうほく展望テラスから見えて、お問い合わせもよくある「黒い建物」は、豊北生涯学習センター。ただいま、「磯部彰六写真展 四季の散歩道」開催中。入場無料、10月27日(日)まで。

豊北生涯学習センター「磯部彰六写真展」 2024年10月27日まで 山口県下関市豊北町神田
磯部彰六さんは、豊北町の写真家です。四季おりおりの地元の写真がたくさん展示されているので、ぜひ見に行ってみてください!

角島大橋 2024年10月25日 山口県下関市豊北町
お天気が良いので、角島大橋に行ってみました。平日でも晴れた日には、観光客のみなさまがたくさんいらして、記念撮影されています。

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
道の駅ほうほくには、角島グッズもいろいろあります。不動の人気を誇るミニちょうちん、実用的なマグネットなど。こちらもぜひ!

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町