道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

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スタッフブログ 2025.04.27

太翔館に今年も鯨のぼり登場!

菜の花や 鯨もよらず 海暮れぬ(与謝蕪村)

 

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」 山口県下関市豊北町滝部

 

こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは快晴、最高のお出かけ日和☀

 

道の駅ほうほく サイコロチャレンジ 2025年4月27日 山口県下関市豊北町

 

本日4月27日は、8時半から朝一番の運試し!出た目の数だけ道の駅ほうほくオリジナル箱ティッシュ進呈のサイコロチャレンジ⚀でしたが、たくさんのお客様が来られて、あっという間に終了。ありがとうございました!

 

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」 山口県下関市豊北町滝部

 

先日、道の駅ほうほくから車で約10分、下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館(たいしょうかん)」に行くと、エントランスに鯉のぼりならぬ「鯨のぼり」が登場していました。くじらの街・下関🐋

 

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」 山口県下関市豊北町滝部

 

2F講堂では、今年4月6日に斎行された七年に一度の豊北町のお祭り「浜出祭(はまいでさい)」の企画展「浜出祭~絵巻でたどる浜出祭~」開催中。入館無料、5月18日まで。GWは無休で、次の休館日は5月7日。

 

企画展「浜出祭 ~絵巻でたどる浜出祭~」 2025年5月18日まで 山口県下関市豊北町滝部

 

浜出祭は、山口県の無形民俗文化財に指定されています。鎌倉時代の蒙古襲来(元寇)時、豊北町にも蒙古軍が上陸して合戦となり、うち破ったものの蒙古の霊がたたりを起こしたので、鎮めるために始まったとされています。

 

企画展「浜出祭 ~絵巻でたどる浜出祭~」 2025年5月18日まで 山口県下関市豊北町滝部

 

もともとは、田耕の厳島神社と土井ヶ浜の夷社のお祭りでしたが、昭和時代にそれぞれ近くの神社に合祀され、現在は田耕神社と神功皇后神社の合同祭礼となっています。田耕地区と神玉地区、そして直子(のうし)地区から時代衣装をまとった行列が出発し、滝部地区で合流、神玉地区の土井ヶ浜に出て神事を行うお祭りですが、過疎化により、今年は簡略化されました。

 

企画展「浜出祭 ~絵巻でたどる浜出祭~」 2025年5月18日まで 山口県下関市豊北町滝部

 

今回の企画展で紹介されている「浜出祭絵巻」は、通称「神幸行列巻(しんこうぎょうれつのまき)」・「浜の神事巻(はまのしんじのまき)」の二巻で構成。田耕の庄屋に伝わっていたもので、田耕朝生(あさおい)の内田某女絵師の手によるとされ、19世紀(1840年大~1870年頃)に作られたと推定されています。鯨のぼりと一緒に、ぜひ見てください!

 

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」 山口県下関市豊北町滝部

 

菜の花や 鯨もよらず 海暮れぬ(与謝蕪村)

今回の冒頭は、与謝蕪村の俳句。出典がわからなかったのですが、菜の花畑の向こうに見える漁村は、鯨が寄りつくと捕鯨でにぎやかになるけれど、今日はそんなこともなく静かに海がたそがれてゆく…という風景でしょうか。

 

道の駅菊川・菜の花 2025年4月11日 山口県下関市菊川町

 

下関市内で菜の花スポットといえば、道の駅菊川やリフレッシュパーク豊浦ですが、どちらもお花はそろそろ終わり。4月中旬が見頃でした。

この俳句は、青い海と黄色い菜の花、そして日没の赤という、色の対比が鮮やかです。そこに黒く大きな鯨の影が、見えるような見えないような。おそらく当時の日常風景ですが、どこか雅びやか。

 

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町

 

道の駅ほうほくには、鯨の食品もいろいろあります。ぜひ味わってみてください☆