道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

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スタッフブログ 2025.08.07

今年もサバー様がやって来た!

現存するものでもっともその規模が大きいものは、長門市から大津郡日置村・油谷町を通り豊浦郡豊北町の海に虫を流すという一市二町一村にまたがるサバーオクリである。しかし、このこともスピード化が要求され、実盛さまを人がかつぐということから単車やトラックの荷台に乗せて運ぶように変化してきている。(宮本常一・財前司一『日本の民俗(35)山口』、1974、第一法規出版)

 

太翔館「北浦地方のサバー送り」 2025年11月24日まで 山口県下関市豊北町滝部

 

こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは曇り、明け方の豊北町は雷雨でしたが、道の駅ほうほくは元気に営業しています!

先日(8/4)、道の駅ほうほくから車で約20分、角島ハマユウ群生地に行きました。角島灯台や夢崎波の公園のあたり。満開を過ぎたかと思いましたが、まだまだたくさん咲いていました。

 

角島ハマユウ群生地 2025年8月4日 山口県下関市豊北町角島

 

道の駅ほうほくから車で約10分、豊北町滝部にある下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」では、「北浦地方のサバー送り -下関市北部の道のり-」が始まりました。これまでサバー様がたどったコースを、記録がある1996年から昨年度まで、地図パネルでまとめて見ることができます。

 

太翔館「北浦地方のサバー送り」 2025年11月24日まで 山口県下関市豊北町滝部

 

サバー様は、お隣の長門市で作られる、騎馬武者姿の藁人形(2体)。田んぼの稲につく害虫を追い払うために、田んぼから田んぼへと、長門市域では鉦太鼓で送られ、豊北町域では夜中にこっそり、旅をしておられます。

今年は7月25日に豊北町粟野に入り、粟野峠から滝部久森、直子を経て、8月4日に豊浦町宇賀本郷へ行かれました。長旅でだいぶお疲れのようでしたが、稲の害虫を追い払ってくれますように!

 

サバー様 2025年7月28日 山口県下関市豊北町粟野小河内

 

現存するものでもっともその規模が大きいものは、長門市から大津郡日置村・油谷町を通り豊浦郡豊北町の海に虫を流すという一市二町一村にまたがるサバーオクリである。しかし、このこともスピード化が要求され、実盛さまを人がかつぐということから単車やトラックの荷台に乗せて運ぶように変化してきている。(宮本常一・財前司一『日本の民俗(35)山口』、1974、第一法規出版)

 

サバー様 2025年7月31日 山口県下関市豊北町滝部久森

 

今回の冒頭は、約50年前に出版された民俗学の書籍に載る「北浦地方のサバー送り」から。宮本常一(みやもとつねいち:1907~1981)は、『忘れられた日本人』などで知られる、周防大島出身の民俗学者。

半世紀前ですが、だんだん自動車が普及して来て、車で運ばれるようになっていたようです。確かに豊北町では一度の移動距離が長く、今年の移動は非常にスムーズに進みました。

 

サバー様 2025年8月3日 山口県下関市豊北町神田上直子

 

豊北町域ではすっかりお疲れのサバー様ですが、もともとのお姿は、太翔館の展示で見ることができます。ぜひお出かけください!

 

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町

 

道の駅ほうほく限定のおこげせんべいは、豊北町産のお米を使ったおせんべい。豊北町矢玉の加藤醤油の醤油や、百姓庵の塩で、懐かしく食べやすいお味です。サバー様が守ってくれた田んぼのお米のおせんべいを、お土産にどうぞ!

 

太翔館「明治からの暮らし」 山口県下関市豊北町滝部

 

太翔館では、もうひとつ、小学校3年生授業対応展「明治からの暮らし」展示中。昔の生活に使われていたあれこれがたくさんで、今見ると、何に使っていたかわからないものも。年配者は懐かしく、若い人には新鮮。和室では、昔ながらの遊びもできます。ぜひご家族でどうぞ☆

 

太翔館 山口県下関市豊北町滝部

 

太翔館は、1924(大正13)年に建造された、旧滝部小学校の校舎。滝部出身の実業家・中山太一の寄贈による、鳳凰が両翼を広げたような美しいたたずまいが特徴です。

太翔館2F講堂は、夏休み期間は解放されていて、なんとバルコニーに出られます。かつての滝部小学校生には、懐かしい景色が楽しめるので、こちらもぜひ!

 

太翔館 山口県下関市豊北町滝部

 

さて、今日は、道の駅ほうほくから車で約1時間、下関市長府にある忌宮(いみのみや)神社にて、天下の奇祭「数方庭祭(すほうていさい)」が始まります。忌宮神社は、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)・神功皇后(じんぐうこうごう)の行宮(あんぐう)・穴門豊浦宮の跡とされる神社です。

 

忌宮神社・数方庭祭 2024年8月撮影 山口県下関市長府

 

数方庭祭は、男子は旗をつけた幟(のぼり)、女子は切籠(きりこ)と呼ばれる灯篭(とうろう)をつけた笹竹を持って、境内にある鬼石(おにいし)のまわりを舞い踊るお祭り。毎年8月7日から13日に行われる、山口県指定無形民俗文化財です。お時間のある方は、ちょっと覗いてみてください!