太翔館に田上菊舎の句碑が建ちました
かへり見るや 浦島ならで 氏祭り(田上菊舎/太翔館田上菊舎句碑)

太翔館・田上菊舎句碑 2025年10月24日 山口県下関市豊北町滝部
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは曇り。週末の天気予報は今一つですが、道の駅ほうほくは元気に営業しています!

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
今日は最終土曜日、マグロの日。鮮魚コーナーでは10時から生本マグロ即売会がスタート☆
大トロ、中トロ、赤身がたいへんお買い得となっていて、朝からたくさんのお客様が集まっておられます。気になる方は、お早めに!

そして、明日10/26(日)8時半から、交流広場でハロウィンサイコロチャレンジ⚀
2000円以上の当日レシートで、お一人様一回、大きなサイコロを振って、出た目の数だけハロウィントイレットペーパーを進呈します。400ロールがなくなり次第終了します。こちらもお早めに!

同じく、明日10時から交流広場にて、お一人様一本限定で、下関・村田豊商店の「竹の華」の、焼きたてちくわ700本の無料大盤振舞い☆
この週末は、ぜひ、道の駅ほうほくへ!

太翔館・田上菊舎句碑 2025年10月24日 山口県下関市豊北町滝部
かへり見るや 浦島ならで 氏祭り(田上菊舎/太翔館田上菊舎句碑)
今回の冒頭は、道の駅ほうほくから車で約10分、下関市豊北町滝部の下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館(たいしょうかん)」に、10月19日新しく建った、田上菊舎(たがみきくしゃ:1753~1826)の句碑から。菊舎顕彰会の寄贈です。
菊舎は俗名を田上道と言い、長府藩士・田上由永の娘として田耕村(下関市豊北町田耕)で生まれ、若くして夫と死別。俳諧の道を志して出家し、日本中を旅した文人として知られます。

太翔館・田上菊舎句碑 2025年10月24日 山口県下関市豊北町滝部
この俳句は、菊舎が72歳の時に詠んだもの。久しぶりに生まれ故郷に戻り、氏神様の秋祭りに行ったところ、知った土地なのに見知らぬ人ばかりで、まるで竜宮城から帰って来た浦島太郎のような、不思議な心地がしたのでしょう。

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」 山口県下関市豊北町滝部
太翔館2F大講堂では、企画展「一字庵の継承-菊舎から手渡されたバトン-」開催中。菊舎顕彰会から寄託された資料を中心に、豊北町で受け継がれてきた田上菊舎の号「一字庵」の流れを紹介しています。11月16日まで。観覧無料。月曜休館。ぜひお出かけください。

太翔館企画展「一字庵の継承」 2025年11月16日まで 山口県下関市豊北町滝部
太翔館1F展示室では、十二世立机式記念展「漢文化を愛した菊舎」開催中。こちらは12月21日まで。江戸期の女流俳人として知られる菊舎ですが、武士の家に生まれて仏教経典に親しみ、旅で訪れた長崎では海を越えてやってくる中国文化に接して、漢詩も作っています。こちらもぜひ☆