ひねもすのたりの春の海と太翔館くじらのぼりと五月人形と長正司の大藤棚
春の海 終日のたり のたりかな(与謝蕪村『蕪村句集』)

海士ヶ瀬公園から角島大橋 2026年4月25日 山口県下関市豊北町
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは快晴、お出かけ日和です。お昼前、角島大橋のたもとにある海士ヶ瀬(あまがせ)公園に行くと、駐車場にはドライブの車が入れ替わり立ち代わりでしたが、渋滞ではありませんでした。

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
道の駅ほうほくの展望テラスからは、水平線上に横に伸びる角島大橋を眺めることができます。今日は風があまりなくて、海の波も穏やかです。
今日は最終土曜日、マグロの日。鮮魚コーナーでは、生本マグロ即売会開催中。長崎県産の本マグロが大変お得です。

そして明日4月26日(日)は10時から、豊北町産きぬむすめがあたる、ガラポンお米抽選会。2000円以上の当日レシートで、お一人様1回挑戦できます。3kgから2合まで、先着165名様限定です。お早めに!

長正司の大藤棚 2026年4月24日 山口県下関市豊田町
昨日(4/24)、道の駅ほうほくから車で約40分、豊北町のお隣・豊田町にある長正司の大藤棚に行きました。ちょうど盛りを迎えて、藤の花の甘い香りが漂っています。地元の方のお話では、この週末が見頃のようです!

長正司の大藤棚 2026年4月24日 山口県下関市豊田町
道の駅ほうほくから車で約10分、下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館(たいしょうかん)」では、今週から「くじらのぼり(鯨幟)」展示が始まりました。5月10日まで。

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」くじらのぼり展示 2026年5月10日まで 山口県下関市豊北町滝部
くじらのかたちをした、「鯉のぼり」ではなく「くじらのぼり」です。子どもの日にあわせて、毎年ゴールデンウィークに展示しています。太翔館は入場無料なので、ぜひご覧ください!

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」五月人形展示 2026年5月31日まで 山口県下関市豊北町滝部
和室(女礼室)では、五月人形・長州型細筒銃の展示も始まりました。五月人形は昭和後期のもので三段の鎧飾り、細筒銃は幕末に作られたもので、下関にあった清末藩の家老・内藤家に伝わる古式銃です。こちらは5月31日まで。
中世の武士の時代、武家では初夏に鎧兜を虫干しする習慣があり、五月人形の鎧飾りはその名残のようです。江戸時代、我が子の健やかな成長と安全を祈願して、鎧をまとった人形を飾るようになりました。

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」五月人形展示 2026年5月31日まで 山口県下関市豊北町滝部
太翔館和室では他にも、室町時代の大内氏が整備した山口と肥中港(豊北町神田肥中)を結ぶ肥中街道の紹介があります。江戸時代の旅する女流文人として知られる、田耕村(豊北町田耕)出身の田上菊舎になれる衣装も。ぜひお立ち寄りください♪

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」五月人形展示 2026年5月31日まで 山口県下関市豊北町滝部
1階展示室では「角島灯台点灯150周年記念展」が、8月30日まで開催中。角島灯台へ行く前でも、行った後でも、ちょっと寄ってみてください!

下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」角島灯台点灯150年年記念展 2026年8月30日まで 山口県下関市豊北町滝部
春の海 終日のたり のたりかな(与謝蕪村『蕪村句集』)
今回の冒頭は、江戸時代の文人・与謝蕪村(よさぶそん:1716~1784)の句集から。摂津国(せっつのくに:大阪府~兵庫県)の出身で、若くして江戸に出て絵画や俳諧を学んだ後、諸国を放浪し、京都に定住。日本南画の大成者、俳句の中興とされています。
この句は与謝蕪村の代表句で、「終日」は「ひねもす」と読み、「朝から晩まで」「一日中」という意味です。春の海は、波が一日中のんびりのたうっている様子を描いています。今日の海に、ぴったりの俳句です。

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
「終日」を「ひねもす」と読む例は、平安時代前期の百科事典『倭名類聚抄(わみょうるいじゅしょう)』にあるようです(未確認)。そして「終日」は、だんだん読み方が変化して、「ひめもす」「ひめむす」「ひねむす」「ひねもそ」「ひめもそ」などが、各時代の辞書類に載っているとか。
でも現代では、与謝蕪村のこの俳句の印象が強く、またはじめの言葉でもある「ひねもす」と読むことになっています。面白いですね!