「ご当地ガチャ」幻のガードレールと人知れず行う「サバー送り」
こんにちは。橋本です。
ここ数日、台風15号が北の冷たい空気を持ってきてくれたのか朝や夜が少し涼しく感じました。家にある温度計は朝7時頃でも30℃を超える気温だったのに、26℃、27℃と過ごしやすい気温になっていました。山間部のスタッフはちょっと寒くて温かいお茶を飲んできたと言っていました(笑) また来週初めから暑くなりそうなので、まだまだ熱中症対策が必要そうです。
さて、夏休みや冬休み、長期休みでも普通の日でも、子どもたちにも、大人にも人気の『カプセルトイ』!通称『ガチャガチャ』!
道の駅豊北にも数台のガチャガチャが設置してあり、その中には㈱タノシーさんが企画した島ガチャやご当地ガチャもあります。

島ガチャには下関市の島『角島』や『彦島』、「やまぐちキャラコレクション第一弾」の中には道の駅ほうほくのマスコットキャラクター「ほっくん」も入っていて、お土産に、記念にとされる方も多くいらっしゃいます。

そんなご当地ガチャに新しいガチャが仲間入り!
山口県ならでは『黄色ガードレール』!1963年の山口国体の開催に合わせて、特産品の夏みかんの色を採用し設置されたガードレールです。

ガードレールのフィギュア(?)はパズルのようになっていて6種類を繋げられる仕様になっているみたいですよ(笑)
そのガチャの中にはレアな水色のガードレールがあるそう。

実物も長門市にあり幻のガードレールだそうで、たまに長門市方面に買い物に行くことがあるので、道すがら探すのですがなかなか見当たりません。
噂では青海島内、俵山地区にあるそうなので、また長門方面に行く際には探してみたいです。
もし皆さまも観光で長門市の青海島や俵山温泉へ行かれるようであれば、水色のガードレール探してみてくださいませ。
探すと言えば、この時期のブログで紹介している「サバー様」「サネモリ様」が豊北町入りしたと情報がありました。
『サバー様』『サネモリ様』とは、山口県指定無形民俗文化財に指定された「北浦地方のサバー送り」と言われる伝統行事になります。

(2024年11月山口県下関市豊北町滝部 下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」にて)
「サバー送り」とは、「虫送り」とも言われ、田植え後に行われる稲の虫除けの習俗のひとつで農作物の害虫被害を防ぐための願掛けの行事でもあり、住民がリレー方式で地域外に送り出していくことで稲の害虫を追い払う伝統行事です。
「サバー様」は稲につく害虫「ウンカ」を神格化したもので、「サネモリ様」は「斉藤実盛」の事を示します。「斉藤実盛」は源平合戦で乗っていた馬が稲株に足を取られ転倒したところを敵に打ち取られ無念の死を遂げた為、打ち取られる原因となった稲株を恨み、実盛が稲を食い荒らす害虫(稲虫)になったと言われていて、そのため地域によっては稲虫(ウンカ)を実盛虫とも呼ばれているそうです。
出発は長門市東深川の飯山八幡宮。途中、豊北町に入ると海岸沿いルートと山間ルートと年によってかわるようですが、最終地点は下関市宇賀地区に到着し、最終的に海に流されるそうです。今年はどちらのルートでしょうか?
昔から色々な言い伝えがあり、「サバー様」「サネモリ様」を移動せずに置いたまま朽ちさせてしまうと祟りがあるとされていて、朽ちさせた場所の稲が枯れたり、面白半分で悪戯したり蔑ろにした場合、大怪我をすると言われています。
また、豊北町では「見つからないように運ぶと不幸にならない」というものがあり、他の地域では、「ウンカを連れてくるので、見つけたら夜、人知れず動かすこと」「虫を付ける(虫を引き寄せ藁の中に封じる)ものだから1~2日は置いておかなければいけない」「自分の嫌いな人の家の前に置いてくる事」「長く置いておくとその家に不幸ごとが起きるが、早く動かせばその家に幸福が訪れる」などなど、様々伝えられています。
ただ「サバー様」「サネモリ様」は誰にも分らないように「誰かの手によって」夜な夜な移動します。
昨日の朝は粟野地区から阿川地区にいらっしゃったそうですが、夜、仕事が終わって探しに行ってみましたが、すでに移動されたようで見つけられませんでした。今朝も出勤前に遠回りして探してみましたが見つかりませんでした。目に留まるのは鹿ばかり(笑)
長い旅路の中、だんだん形が崩れてしまいます。道路脇で放置された竹と藁にも見えることもありますが、「サバー様」「サネモリ様」を目撃された方は、どうぞその長旅を見守ってあげて下しませ。
(↓↓↓↓↓2022年8月撮影)
