東行庵特別公開に行きました
故奇兵隊開闢総督高杉晋作則 西海一狂生東行墓 遊撃将軍谷梅之助也(東行庵高杉晋作墓碑)

東行庵特別公開 2026年5月6日まで 山口県下関市吉田
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほく、子どもの日は快晴。展望テラスや和久古墳展望公園からは、角島大橋を望む絶景が広がっています。

和久古墳展望公園 2026年5月5日 山口県下関市豊北町
道の駅ほうほくから車で約15分、下関市豊北町田耕の妙久寺さんでは、鯉のぼりが泳いでいます。ツツジは散り始めていますが、小さなお子様には迷路みたいで楽しそうです。

妙久寺のツツジと鯉のぼり 2026年5月5日 山口県下関市豊北町田耕
先日、道の駅ほうほくから車で1時間ちょっと、下関市吉田にある東行庵(とうぎょうあん)の特別公開に行きました。明治17(1884)年創建の曹洞宗寺院で、幕末の風雲児・高杉晋作(たかすぎしんさく)の墓所があります。
庭園や墓所は、ふだんから一般公開されていて、誰でも入れます。東行庵の建物内部が、特別公開中。5月6日まで、9時半~16時、茶菓子付き600円。

東行庵特別公開 2026年5月6日まで 山口県下関市吉田
初代庵主は、尼僧としての名が谷梅処(たにばいしょ)となった、高杉晋作の愛妾おうの。東行庵は、彼女が恋人の墓守として余生を送った庵です。現在は花の寺として知られ、桜や菖蒲、紅葉の季節には多くの人が訪れます。

東行庵 2026年5月4日 山口県下関市吉田
今年、東屋が整備されましたが、周囲の菖蒲は、豊北町滝部の偶斯光庵から分けられたものだそうです。これからの、菖蒲の季節が楽しみですね!

東行庵 2026年5月4日 山口県下関市吉田
ふだんは入れない東行庵の建物は、たくさんの人で賑わっていました。多くの書や茶器が飾られ、庭にある水琴窟(すいきんくつ)の音を聞くこともできます。

東行庵特別公開 2026年5月6日まで 山口県下関市吉田
梅処尼のもとには、時代を共にした、幕末の志士が訪れることもあったでしょう。お庭を眺めながら、昔語りに花が咲いたかもしれません。

東行庵特別公開 2026年5月6日まで 山口県下関市吉田
故奇兵隊開闢総督高杉晋作則 西海一狂生東行墓 遊撃将軍谷梅之助也(東行庵高杉晋作墓碑)
今回の冒頭は、東行庵にある高杉晋作墓碑から。高杉晋作は、元治元(1864)年12月、功山寺決起にあたり、大庭伝七(おおばでんしち)宛の手紙で、自らの墓碑銘を伝えていました。

東行庵 2026年5月4日 山口県下関市吉田
「奇兵隊開闢総督(きへいたいかいびゃくそうとく)」は、奇兵隊を自分が作ったという肩書です。その自分「高杉晋作」は、西の海のあたりで奮闘する「西海」の「一狂生」であり、出家した時の号は「東行」であり、あらゆる場面で戦う「遊撃将軍」として活動した名前は「谷梅之助」であると、墓に刻まれることを望んだのですね。

東行庵 2026年5月4日 山口県下関市吉田
残念ながら、この手紙が世に出る前にお墓が作られたので、東行庵のお墓は「東行墓」とだけ刻まれています。平成28(2016)年、150回忌にあたり、本人が希望した銘を刻んだ墓碑が、東行庵境内に建てられました。
激動の時代に生きた人々を偲ぶ良い機会でもあるので、ぜひ東行庵特別公開に行ってみてください。明日(5/6)までです。

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
道の駅ほうほくの屋台「ほくほく」さんでは、昨日から新しく「文字チュロス(800円)」が販売開始。少しお時間かかりますが、面白いですよ!