こんにちは、アライシです
ここのところ春らしい穏やかな日が続き
我が家から一歩出ると
いずこからともなく漂う潮の香り。。。
それは天日干しされたわかめの香りです
ただいま豊北町の海岸沿いはわかめ刈りのシーズンたけなわで、
アライシ家の周囲でも
たくさんのわかめがお日さまの光を浴びて春風に揺れています
この時期にだけお目にかかれる光景です
(昨日写真を撮っておけばよかったと大後悔~~~)
我が道の駅の「ほうほく夢市場」にもわかめがズラリと並んでおります
豊北の春の海で採れる旬の味
「生わかめ」 ※早めに品切れでした
「塩わかめ」 「干しわかめ」
で、何と言ってもアライシのオススメは
「きざみわかめ」
「海水」という天然のスペシャル調味料で
ほんわりしょっぱいこのわかめを
炊きたての真っ白なご飯にふりかけると。。。
悲しいくらいに(笑)
ぶちウマい
おかずがなくても何杯でもいただけちゃう、
涙モノの恐怖のふりかけ
(あれ?いつか聞いたようなせりふ!?深く追及しないように!)
味付きのわかめは年中出回っておりますが
この純粋に干して刻んだだけの天然ものの干しわかめ、
生産量にも限りがあり
美味しくいただけるのは梅雨前までくらいでしょうか。
竿に干したわかめを一本一本細かく裂き、
裂いたわかめがくっついた状態で乾燥しないよう
風でくっつきかける一枚一枚を何度も順々に手作業で離し。。。
気の遠くなるような作業を乾燥しきるまで繰り返します。
決して機械で乾燥させているわけではないんですよ。
豊北育ちの私たちには馴染みの味ではありますが、
食べ慣れていらっしゃらない方には
味付きのわかめとは全然別の味に感じられるかもしれませんね。
かの金子みすゞさんもわかめのおむすびが大の好物だったとか。
そのわかめも、この昔ながらのきざみわかめだったに違いありません。
昨日のヒラタさんのタラの芽が春の山の恵みなら
わかめは春の海の恵みです
皆さまもぜひ
北浦の春の潮の香りをお楽しみになってみてくださいませ