道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

今月の営業時間

売店・・・・・・・・・・・・・8:30~18:00

パン工房・・・・・・・・・・9:00~17:30(定休日に加えて 7/9・7/23は臨時休業

レストラン・・・・・・・10:00~18:00(オーダーストップ 17:00)

今月の定休日

…定休日 

…臨時休業

※7月9日(火)パン工房のみ臨時休業

※7月23日(火)パン工房のみ臨時休業

newsお知らせ

スタッフブログ 2013.12.31

二見夫婦岩 しめ縄張り

皆さま

こんにちは!菊地です 😀

いや~

2013年も今日が最終日ですね!!明日から新しい年が始まるなんて・・・何だか信じられません(°д°)・・・と言うか

今日が元旦(汗)まだ今晩のおせち料理の仕込みすらできていない我が家・・・果たして無事に年を越せるのだろうか(と心配していながら・・・いざとなったら道の駅で買い込むつもりの私)

 

 

 

 

本日は開店前から交流広場にはたくさんのお客様の姿。

物販・ほうほく夢市場は大勢のお客様で賑わっています!

こういった風景を目にするとやっぱりお正月なんだな~と感じます(^-^) 

さて

本日は新年を迎えた1月2日に行われる豊北町の伝統行事のご紹介をさせていただきます。

豊北町二見浦の国道191号線の海沿いには、海に向かいそびえ立つ2つの巨岩があります。

その巨岩は『夫婦岩』といいます。

この2つの巨岩は海に向かい並ぶその姿から、160年以上も前から大きい方が男岩(高さ9メートル)と女岩(高さ6メートル)として地元住民から『夫婦岩』と呼ばれ、豊漁と安全祈願を祈る『しめ縄張り』が行われてきました。

なぜこのようにしめ縄をするようになったか・・・

そこには昔から伝わる伝説があります。

その昔

毎年9月末から10月の始めにかけて二見にある馬路山に棲む大きな龍(大蛇)が大時化の中出没し夫婦岩の男岩と女岩の間を抜け、その左側にある鯖釣岬のはずれにある壁島の龍権社(りゅうごんしゃ)に参拝した後、夫婦岩を目印に帰ると言われており、その大蛇が参拝を終えるとしめ縄が切れると伝えられています。

その伝説から、龍が通り抜けたとされる『夫婦岩』に毎年注連縄を渡す神事が地元住民により行われてきました。

大しめ縄は早朝7時から二見漁港で始まり、約2時間という時間をかけて作られます。

重さ約100キロ、長さは約27メートルにもなる大しめ縄は車で夫婦岩まで運ばれます。

そして9時頃からいよいよしめ縄張りが始まります。

酷寒の中、褌姿の男陣身を切るように冷たい海に入り身体を清める“みそぎ”の儀式の後、褌一丁の姿の男衆が力強く、そして慎重に岩を登って行き、呼吸を合わせ大しめ縄を取り付けます。

男岩は9メートルもある巨岩です。一歩足を踏み外したら大惨事になるところですが、身を乗り出しうまくバランスを取りながら岩を上がり、しめ縄を取り付ける男衆の姿は圧巻と言われています。

来年も1月2日に二見浦で『しめ縄張り』が行われます。

場所詳細:二見夫婦岩(下関市豊北町大字北宇賀二見)
JR山陰本線長門二見駅から徒歩約10分
国道191号線沿いに位置しています。

当日はこの様子を見物したり、カメラに収める人々が国道沿いに大勢集まります。二見夫婦岩付近には駐車場はありませんが、車を停めることが可能な路肩がありますので、お車で向かわれる場合はそこへ駐車が可能と思います。

160年以上も続くこの力強い豊北町の伝統行事の『しめ縄張り』をぜひ皆さまも目の前でご覧になられてみてはいかがでしょうか??

以上

菊地がお届けいたしました 😛

 

皆さま

良いお年をお迎えくださいね.。.:*・