道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

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※10月22日(火)パン工房のみ臨時休業

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スタッフブログ 2015.01.16

肥中街道ウォーク開催のお知らせ

皆さま

こんにちは!菊地です 🙂

 

今日は少し曇ってはいますが風も落ち着き、海も穏やかな表情を見せています。
天然記念物の壁島はウミウたちの糞の蓄積で、より一層白さが増しているように見えます。

 

 

本日は

豊北郷土文化友の会よりウォーキング開催のお知らせです(^-^)

 

来る2月28日(土)に開催されるのウォーキングでは、ここ豊北町の肥中港から山口市の道場門前に繋がっている肥中街道の田耕地区~滝部区間を歩きます。

 

前回2回に渡り開催された「赤間関街道ウォーク」

 

赤間関街道は明治維新の原動力となった多くの志士を輩出した萩市や、維新の拠点ともなった下関市などの要所を結び、歴史的にも大きな役割を果たした街道です。

現在NHK大河ドラマで放送されている「花燃ゆ」でも演じられている吉田松陰もこの赤間関街道を通行し、北浦筋様々な箇所を視察しています。

 

先にも触れましたが今回ウォーキングか開催される「肥中街道」は豊北町の“肥中港”と山口市の“道場門前”までつながっている約60kmの街道となります。
その昔、大内盛見の時代(14世紀後半~15世紀前半)に創設された街道なのですが、大内氏の繁栄に大きく影響しているのが豊北町の肥中港であり、幕末には長州藩の密貿易港としても盛え、坂本龍馬などの協力でアメリカ製の鉄砲などが陸揚げされた港とも言われています。

 

その鉄砲の代金の千両箱を大村益次郎と伊藤博文が船に持ち込んだところ、あまりの重さに船問屋の床が抜けてしまった・・・という逸話も残っています。

 

以前、私も赤間関街道ウォークへ参加させていただきましたが、肥中の恩徳寺と肥中港を通行する際、そのエピソードについて豊北郷土文化友の会の熊井会長からお話を聞かせていただきました。

 

目の前に広がる景色や、自分が歩いている道や土地を先人たちも確かに踏み締め、歴史がこれまで続いている・・・そう思うと不思議な感覚になったりしたものです。

 

今はゆっくりと時間が流れる肥中港ですが・・・

目を瞑ると当時の繁栄ぶりがドラマのように頭の中に浮かんで来たり・・・

 

当たり前のことですが・・・

過去があるから今の歴史もあるんだな~と

 

先へと続く街道を歩きながらそう実感することができます。

 

今回のウォーキングは町内に差し掛かっている肥中街道を通行します。ウォーキングを開催する区間は田耕~滝部地区の肥中街道 14kmコース(約6時間)となります。

開催日時  平成27年2月28日(土)
集合場所  豊北町総合運動公園
集合時間  午前9時   ※少雨決行 荒天順延 

参加料 500円(保険料・資料代・バス移動代等含む)

お弁当・飲み物等は各自持参 ※昼食時は「しし汁」が振舞われます

定員 50名

コース
豊北町総合運動公園→バス移動→田耕朝生バス停→元寇遺跡(継石・沖田の森跡・厳島神社跡)→田耕神社→田上菊舎生誕地→田耕促進センター(交流・昼食・休憩)→肥中街道(端山尻椿ロード)→毛利館跡(滝部久森)→毛利秀包公廟所→烈風登波の碑・豊北歴史民俗資料館太翔館→豊北町総合運動公園

申込受付期間 2月1日(日)~2月20日(金)定員になり次第受付終了

コースの中には「烈婦登波の碑」というポイントがありますが、その昔家族を殺害された登波という女性が20年もの間日本中を遍歴し、家族の無念を晴らすべく仇を打ったことを讃えられ、その表彰文を吉田松陰が一ヶ月もの間松下村塾を休講し書かれました。その撰文が碑になったものが滝部地区にあります。

 

様々な興味深い歴史の跡が盛りだくさんの豊北町の肥中街道
皆さまも一緒に歴史へ思いを馳せながら歩いてみませんか?

 

お申し込み・お問い合わせはこちらまで

肥中街道ウォーク実行委員会事務局
(豊北郷土文化友の会会長宅)
電話・FAX : 083-782-0352        会長 熊井 清雄

皆さまのご参加お待ちしております。

以上
菊地がお届けいたしました 🙂