皆さま こんにちは!
菊地です
9月に入ってからは一気に朝夕が涼しくなり少しずつ秋色めいてきましたね♪
田んぼで大合唱していたカエルたちの声はもうあまりせず、今は夜になると鈴虫や秋の虫たちの輪唱が窓から涼しい風とともに入ってきます
朝方は油断していると寒いぐらい
季節の変わり目ですので体調など崩さないよう気を付けてくださいね
さて
毎年この話題に触れずにはいられないのが
北浦真夏のミステリー「サバー送り」
「サバー送り」は「虫送り」とも言われ、田植え後に行われる稲の虫除けの習俗のひとつ。
いわゆる農作物の害虫被害を防ぐための願掛けの伝統行事です。
7月1日(土)に長門市の飯山神社を出発。
住民に担がれたサバーさまとサネモリさまは長門市日置町長崎の夫婦岩で休憩後、所定の場所を地域住民の手で転々としながら北浦地域を移動し豊北町の粟野に達します。
私は初めて知った時の衝撃が凄すぎて個人的には恐怖感は全くないのですが、やはり藁人形で作られている上、顔まで書いてあるのでやはり不気味さを感じる方も多いのでは??
現に2年前に粟野で遭遇した時に一緒にいた子供たちに教えたら固まってましたから(;・∀・)
「サバーさま」とは稲につく害虫「ウンカ」を神格化したもので、「サネモリさま」は源平合戦で乗っていた馬が稲株に足を取られ転倒したところを敵に討ち取られ無念の死を遂げた斉藤実盛のことを指します。
討ち取られる原因となった稲株を恨み、実盛が稲を食い荒らす害虫(稲虫)になったとされ、そのため稲虫(ウンカ)は地域によっては実盛虫とも呼ばれているとのこと。
害虫を神格化し具現化するこの「サバー送り」の形態は全国的にも珍しく山口県の無形文化財にも指定されています。
先日知人が「サバーさま」「サネモリさま」一行を町内で目撃したとのことで、私も現場に行って見ることに
もう移動したかな~と思っていましたが・・・
いらっしゃいましたーッΣ(・ω・ノ)ノ!
今年はこのルートか~♪と思いながら「お写真失礼します」とペコリ。
ここがどこか分かりますか??
後ろのコンクリート壁に描かれてある絵がヒントです( *´艸`)
「サバーさま」「サネモリさま」は誰にも分らないように「誰かの手によって」夜な夜な移動するようです。
ミステリアスですね~|д゚) でも何だか神秘的
豊北町では「見つからないように運ぶと不幸にならない」という言い伝えがあるのだとか。
今度はどこで目撃されるのだろう♪
皆さまからの目撃談
お待ちしてます
以上
菊地でした