皆さまこんにちは!
平田2号です!
夏休みも終盤ですが 学校の宿題 は 順調ですか?
私は中学校まで毎年 絵の課題 があったのですがそれがもう大の苦手で
あまりにも終わらなさ過ぎて、色塗りを手伝ってもらっていた記憶があります
大人になった今では絵の具を使うことなんて なくなったので
今となってはいい思い出です
さて、みなさん 夏になると現れる、ちょっと怖い藁人形をご存知ですか?
サネモリ様、サバー様といって割と大き目な2体の藁人形に顔が描かれています。
なかなか 衝撃的な顔 と たたずまい、そしてあふれ出る 異様な雰囲気・・・
これはサバー送りと言って『サバー』とは、イネを荒らす害虫、ウンカのことです。
いわゆる虫追い、虫送りの 農耕儀礼 で、少なくとも 江戸時代末期 から続いているそうです。
スタートは 長門市の飯山八幡宮 で、そこから 飯山八幡宮 ⇒ 旧日置町 ⇒ 旧油谷町 ⇒
⇒ 豊北町 ⇒ 豊浦町 の宇賀地区まで運ばれて行きます。
長門市の間は、こども会 や 自治体 の行事になっており
子供たちが集団で次の場所まで運ぶのですが
豊北町に入った途端、運ぶルートは山側と海側の二つに分かれ
どのルートを通るのか、だれが運んでいるのかは全く見当がつかなくなります(^▽^;)
また、ルールがあって
1 運んでいるところを他人に見られてはいけない
2 災いをなすものだから、すぐに動かさないといけない。一方で、虫を付けるものだか ら、1~2日は置いておかないといけない
3 自分の嫌いな人の家の前に置いてくること。長く置いておくと、その家には不幸ごとが起きる。しかし、早く動かせば、その家に幸福が訪れる
ちょっといろいろ怖すぎですね
サバーさま と サネモリさま は最終的に北宇賀の海に流されるそうです!
そして海流しを人に見られても祟られてしまうらしいですΣ( ̄ロ ̄lll)
しかし、これだけ広範囲の サバー送り は
全国的にも珍しく貴重な伝統行事となっています。
では、今年は今どこにいるのでしょうか?
私、昨日たまたま見つけました!
滝部から旧二見小学校に行く途中の道端にたっておられました!!
生まれて初めて、本物のサバーさまとサネモリさまを見ました(笑)
次はいつ、どこに現れるのでしょうか??
皆様も探してみて下さい!