みなさま、こんにちは白石です。
今回は、旬の野菜のいもの茎とつるむらさきについて紹介したいと思います。
いもの茎です。
サツマイモの地上部分に伸びた茎の部分で、先に葉をつけています。
シャキシャキした歯ざわりがあり美味しい食材で、栄養もあります。
茎の下処理の例としては茎が細くて柔らかい場合や、佃煮を作る場合は下処理は
不要です。
通常は表面の薄皮をむいて、下茹でします。
皮をむいた茎は5cmくらいの長さに切り、灰汁を抜くために30分ほど水にさらしておきます。
水にさらしたものをザルに上げ、塩茹でします。塩は水1Lに対して25gから30g加えます。
ゆで時間は用途や好みによって調節します。
そのまま和え物やおひたしにする場合は5分前後。
炒め物や佃煮などさらに加熱調理に使う場合は2分から3分ほど。
茹で上がった芋づるはすぐに冷水に落として色止めします。
いもの茎の調理法は幅広く、佃煮、きんぴら、煮びたし、酢の物、炒めもの、天ぷらなどにすると美味しく食べられます。
つるむらさきです。
ツルムラサキは葉と茎を食用にします。葉は丸みを帯びた形で柔らかく、やや厚みがあります。また、ホウレン草などと違い、太い茎がありそこから四方に葉が生えています。独特のぬめりと香りがあり、栄養価が高い食材です。
調理のポイントとして、ホウレン草などと違い、茎が太いので、下茹でする場合は葉と茎を別々にした方が良いでしょう。
油との相性が良いので、炒め物、揚げ物に向いています。その場合、それほどアクが強くないので、下茹でしなくても問題はないでしょう。
おひたしやあえ物、汁物の具材などホウレン草や小松菜など一般的な菜葉類と同じような使い方もできます。
興味のある方は試してみてはいかがでしょうか。