こんにちは。橋本です
昨日、一昨日はそこそこ良い天気で道の駅も沢山のお客様が来られていました。今週は曇ったり、雨が降ったりとお天気も不安定なようです。寒さもまだまだ続くようなので、まだまだ寒さ対策をして健康管理に気を付けましょう。
さて、鮮魚コーナーには年末年始くらいから入荷していた生わかめ。2月になったのでそろそろかなぁと思っていたらありました!乾燥ワカメの新物が入荷しておりました!
新物が出始めたということは、お天気のいい日には豊北町海岸地域の風物詩「わかめカーテン」が見られるようになります。
乾燥わかめは生のわかめを干しておくだけ!とお思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、どっこい!ほぼ1日掛かりで手間ひま掛けて作られるんですよ~。
ちなみにどんな作業をするかと言うと、
まずワカメを軽く水洗いをした後、竹棒に吊るした洗濯バサミに挟んで干すんですが、先端は切れやすく、しかもヌルヌルしているので、なかなか挟みにくいんです。しっかり挟まないと風に吹かれて落ちることもあるので、挟むにもコツが要ります。
そして、挟んだ後は少し表面が乾くか乾かないかぐらいで、ワカメの茎を割いて取り除きます。竹串を茎上部に刺して下に下ろしながら真っ二つにした後、さらに薄く裂いてほぼ茎を取り除きます(→茎は乾燥すると固くなり、食感が悪くなるので取り除きます)。
取り除いた茎は、もちろん捨てません。形が不揃いなので、お店などでは売られる事はほぼありませんが、各家庭で佃煮や煮物、酢漬けにして食卓に並んでいますよ
そして葉(?)の部分も裂いて細かくヒラヒラにしていきます。→この作業をしないと乾燥しづらく、さらには乾いた時にくっついて丸まって細かく切りにくくなるんです。
その作業を干したワカメの量だけしなくてはいけないので、かなり時間がかかります。そして作業は乾くまでの時間との勝負になるので、終わるまでどんなに寒くても付きっ切りです。
そんな手間ひま掛けた商品は、塩加減も良くて、炊きたての白ご飯との相性抜群です!
採れたての新物なので、炊きたてのご飯に振りかけた、味噌汁に入れると色が深緑に変わり、ワカメの香りが立って食欲を誘います!!ぜひお試しあれ!!