男ではなくて大人の返事する 君にチョコレート革命起こす（俵万智『チョコレート革命』河出書房新社、1997年）

おはようございます。山田です。今朝の道の駅ほうほくは曇り。朝はまだまだ寒いですね！

2月は毎週火曜日が定休のため、来週2/14（火）バレンタインデー当日はお休みです。でも売店「ほうほく夢市場」では、もちろん各種チョコレートをご用意。みなさまのお越しをお待ちしています！

道の駅豊北の定番商品、ほっくんクランチチョコ。山口県の名産品（夏みかん、長門ゆずきち、のんたぐろ）を使った、ラングドシャもありますよ。

先だっての休日、私も久しぶりにチョコ作りに挑戦しました。こっそり「ほっくんチョコ」を目指しました（左下ふたつが通常のチョコ、他は生チョコ風）が、できあがったのは正体不明の何か…ある意味でチョコレート革命。いやあ、お菓子職人さんって、本当にすごいですね（^^;

ほっくんのラングドシャもあります、ホワイトクリーム味。正しいほっくんで、イメージを修正しておいてくださいm(_ _)m

男ではなくて大人の返事する 君にチョコレート革命起こす（俵万智『チョコレート革命』河出書房新社、1997年）

今回の冒頭は、俵万智の短歌。俵万智は昭和末期、「『この味がいいね』と君が言ったから七月六日はサラダ記念日」で口語短歌のブームを起こした『サラダ記念日』（河出書房新社、1987年）で知られます。

『チョコレート革命』は俵万智の第三句集、タイトル『チョコレート革命』は引用の短歌から。いつも子ども扱いされている女性が、バレンタインチョコを渡すことで、大人の女性だと認識してもらおうと、チャレンジする気持ちを詠んだもの。共感する方も多いのではないでしょうか。

バレンタイン関連では、ぜひ角島（つのしま）へ。下関市豊北町角島にある角島灯台は、2016年「恋する灯台」に認定されています。本土側のホテル西長門リゾートも「恋人の聖地サテライト」ですが、残念ながら只今リニューアル工事のため休館中…。

角島の夢崎（ゆめさき）に立つ角島灯台（つのしまとうだい）は、1876（明治9）年3月1日初点灯。高さ約30ｍ、単閃白光（毎5秒1閃光）、670,000カンデラ、光達距離18.5海里（約34km）、現在も現役で点灯し続ける、歴史的文化財的価値が高い灯台です。

設計者はイギリス人技師Ｒ・Ｈ・ブラントン。地上30ｍの塔は、高さ24ｍまで荒磨きの花崗切石の装石積。日本海側に最初に設置された石造の洋式灯台として、2020年、隣接する旧官舎・旧倉庫とともに、国の重要文化財に指定されました。

そして角島灯台は、全国に16基しかない「のぼれる灯台」のひとつ。内部も花崗切石で、105段の螺旋階段が外壁と巧妙に組み合わせられた堅固な造り。レンズは高さ2.59m、正八角形の第一等フレネルレンズ。1874年にイギリスのスティーブンソン社設計、フランスのバルビエ社製造。

角島灯台の水仙は、残念ながらもう終わりですが、お天気が良い日の灯台からの眺めは素晴らしいです。ぜひお出かけください☆

• 住所：山口県下関市豊北町角島2343-2（燈光会 角島支所）
• 参観時間（2月）：9:00～16:30
• 参観寄付金：300円（中学生以上）
• 電話：083-786-0108（燈光会 角島支所）
• 悪天候時はのぼれません。