山成向背斜陽裏、水似廻流迅瀬間。(江『和漢朗詠集』巻下508)
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道の駅ほうほく 展望テラスより(山口県下関市豊北町)
おはようございます。山田です。今朝の道の駅ほうほく、快晴。展望テラスから、角島大橋がくっきり見えます。絶好のドライブ日和ですね!
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粟野川(山口県下関市豊北町)
昨日、粟野川沿いの道を通りました。車も人も問題なく通れますが、道端には、6月末から7月上旬の豪雨の跡が、はっきり残っています。
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粟野川沈下橋(山口県下関市豊北町粟野)
川が落ち着いていたので、粟野の沈下橋の状況もしっかり見えました。水の力って、すごいですね。下関市豊北町粟野にある小河内キャンプ場は、豪雨の被害で閉鎖中。残念ながら、復旧の見込みはたっていません。
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粟野川沿い(山口県下関市豊北町粟野)
豊北町に観光に来られた方が通常使う道は問題ありませんが、ちょっと山に入った道はどこも似たような状況と思われます。もし使われる時は、じゅうぶんお気をつけて。
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長州菓子処だるま堂(山口県下関市豊北町粟野)
道の駅ほうほくから車で約20分、豊北町粟野にある、長州菓子処だるま堂さん。道の駅ほうほくでも、青海苔羊羮や夢崎パイ、赤米餅など置いてますが、本店には喫茶コーナーがあります。
今回は、ふわっふわのかき氷を、抹茶味でいただきました。抹茶の風味が強く、粟野川沿いの夏山のような、迫力ある濃い緑!
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かき氷 だるま堂(山口県下関市豊北町粟野)
山成向背斜陽裏。水似廻流迅瀬間。(江『和漢朗詠集』巻下508)
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山は向背(きやうばい/きょうはい)を成す斜陽(しややう/しゃよう)の裏(うち)、水は廻流(くわいりう/かいりゅう)に似たり迅瀬(しんらい/はやせ)の間(あひだ/あいだ)。(江『和漢朗詠集』巻下508)
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夕日に照らされた山は陰影を際立たせており、早瀬を流れる川の水はまるで遡っているかのよう。(大江朝綱)
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粟野川(山口県下関市豊北町粟野)
今回の冒頭は藤原公任『和漢朗詠集』から。藤原公任(ふじわらのきんとう:966-1041)は平安時代中期の公卿。関白太政大臣・藤原頼忠(ふじわらのよりただ)の長男。藤原道長の同世代で、文人として知られます。
『和漢朗詠集』は、藤原公任により編纂された和歌と漢詩の歌謡集。上下二巻。「和」は和歌、「漢」は漢詩のことで、朗詠に適した和歌216首、漢詩文の秀句588首の計804首を収めています。後世の文学作品には、この中から和歌や漢詩をそらんじている場面がたくさん登場します。
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粟野川(山口県下関市豊北町粟野)
作者の「江」とは後江相公と称される、大江朝綱(おおえのあさつな:886-957)。平安時代前期に活躍した学者で詩人。その漢詩は『和漢朗詠集』にも、たくさん採られています。
この漢詩は「春日の山居」と題されており、山の中の風景をうたったもの。「春日」というので、早瀬をなす川水は雪解け水かもしれません。
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粟野川の青海苔 道の駅ほうほく(山口県下関市豊北町)
道の駅ほうほくでは、粟野川の青海苔(あおのり)を置いてます。そして、その青海苔を使ったおむすびも、キッチンカーほくほくおむすびさんがいたら、食べることができます。
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青海苔おむすび ほくほくおむすび 道の駅ほうほく(山口県下関市豊北町)
そして、下関市豊北町粟野で作られた農産物も。旬の商品は、お早めに!
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ソーメン瓜 道の駅ほうほく(山口県下関市豊北町)