サアサ村人 皆さん達よ こんなよい村 ほかにはないぞ(『滝部音頭』)
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは曇り時々晴れ。暑いは暑いけど、お出かけしやすい天気かもしれません。ありがたいことに、朝からたくさんお客様にお越しいただいています。
今日の道の駅ほうほく、イチオシはカットフルーツ。萩の名物・相島産スイカを食べやすいかたちでご提供しています。ぜひ!
さて、今日は8月13日。下関市最大の…いえ、西日本最大級の花火大会、関門海峡花火大会の日です。下関市内は混雑が予想されるので、お時間に余裕をもってお出かけください。今年はメイン会場の位置が変わっているので、ご確認くださいね。
そして、下関市長府にある忌宮神社では、天下の奇祭「数方庭祭(すほうていさい)」の最終日。ご祭神の仲哀天皇が、攻めてきた敵を撃退したことを祝って踊ったことが始まりと伝わる、山口県指定無形民俗文化財。毎年8月7日から13日まで、7日間にわたって行われます。
男衆が長い竹を使った「幟(のぼり)」を捧げ、境内にある鬼石の周囲をめぐる、勇壮なお祭り。ぜひ一度、見に行ってみてください!
明日8月14日から16日までは、角島八幡宮の境内にある舞台で、盆芝居が行われます。地元の子供さんが出演する「三番叟(さんばそう)」は、14日と15日の二日間、19時から。能の名残を残す、民俗行事です。
その昔、角島で飢饉か疫病が流行して、氏神様に助けてもらえるよう、村人は祈願をしました。その時、角島が松竹三本になるまで、芝居を奉納すると誓ったそうです。それで、現在でも盆芝居の奉納が続いています。
「三番叟」は、能の演目「翁」の一部が、独立した舞踊として発展してきたもの。鈴を振ったり足拍子がある活動的な舞踊で、それが見どころでもあります。
角島の三番叟は、登場人物は先払い(さきばらい)2名、姫(ひめ)、上手太夫(かみてだゆう)、下手太夫(しもてだゆう)がそれぞれ1名。演じる子供たちにとっては、晴れ舞台。見に行くなら、敷物とおひねりを持参しましょう☆
サアサ村人 皆さん達よ こんなよい村 ほかにはないぞ(『滝部音頭』)
今回の冒頭は、道の駅がある下関市豊北町神田上地区のお隣、滝部(たきべ)地区の盆踊り歌『滝部音頭』から。歌詞は昭和に入ってから作られたものですが、途中で追加されて、だいぶ長い歌になっています。
明後日8月15日は、滝部地区夏祭り盆踊り大会。下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」(旧滝部小学校)前広場にて、18時から盆供養、18時半からお楽しみ券配布、21時には打ち上げ花火。出店もあるので、ご都合がつく方は、ぜひお出かけください!