道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

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スタッフブログ 2024.03.13

角島灯台夜間ライトアップは残り一週間!

春去 先三枝 幸命在 後相 莫戀吾妹(柿本人麻呂/『万葉集』第10巻1895番)

 

角島灯台夜間ライトアップ 2024年3月20日まで 山口県下関市豊北町角島

 

こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは晴れ。今週は週末に向けて晴れ予報で、お出かけ日和です!

道の駅ほうほくから車で約15分、下関市豊北町角島にある角島灯台は、3月20まで、日没~22時、夜間ライトアップ中。観覧無料。残り一週間、お早めに!

 

角島灯台夜間ライトアップ 2024年3月20日まで 山口県下関市豊北町角島

 

明治9(1876)年3月1日初点灯、高さ約30mの白亜の石造り灯台は、国の重要文化財。全国で16基しかない、登れる灯台のひとつ(夜間は登れません)。

 

角島灯台夜間ライトアップ 2024年3月20日まで 山口県下関市豊北町角島

 

建築当初からの正八角形の第一等フレネルレンズが今も現役で、単閃白光が毎5秒に1閃光。明弧は352度から232度まで、670,000カンデラの灯光が18.5海里(約34km)まで届きます。灯台の横から発する光は、角島灯台の北北西約1.3kmにあるクヅ瀬を照らす照射灯。

この一週間が、ライトアップした姿が見られる最後のチャンス。少し暖かくなってきた夜、ぜひお出かけください!

 

門司港レトロ「浪漫灯彩」 2024年3月17日まで 福岡県北九州市

 

先日、下関市とは関門海峡をはさんだ北九州市門司区のイルミネーション、門司港レトロ「浪漫灯彩(ろまんとうさい)」に行きました。こちらは3月17日まで。17時半~24時。散歩にちょうどいいサイズ感です。下関市の唐戸から船で渡って、夜の関門海峡を堪能するのも良いかも。

 

 

そして下関市あるかぽーと(海響館・親水緑地周辺)では、3月15日(金)から31日(日)まで、「夜の水ぎわを楽しむあかりの社会実験」が行われます。参加無料。19時~22時。今週末15日(金)・16日(土)には、大噴水も。

夜のあるかぽーとをライトアップして、日本を代表するウォーターフロントシティ実現に向けた、「夜の魅力的な景観の創出に向けた社会実験」だそうです。こちらもぜひ☆

 

道端の沈丁花 山口県下関市豊北町

 

春去 先三枝 幸命在 後相 莫戀吾妹(柿本人麻呂/『万葉集』第10巻1895番)

春されば 先づ(まず)三枝(さきくさ)の 幸(さき)くあらば 後にも逢はむ(あわむ/あわん) な恋ひそ(なこいそ)吾妹(わぎも)(『万葉集』第10巻1895番)

春になったらまず咲く「さきくさ」のように幸運だったら、きっといつか会えるから、恋しがらないでおくれ、愛しい人よ。

 

道端の沈丁花 山口県下関市豊北町

 

今回の冒頭は、奈良時代に編纂された日本最古の和歌集『万葉集』から。作者の柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)は、生没年未詳。身分の低い官吏でしたが、宮廷歌人として天皇の行幸や諸皇子の旅に従い、各地で数多くの歌を詠みました。『万葉集』には長歌18首、短歌60余首が載っている、代表的な歌人

 

道端の沈丁花 山口県下関市豊北町

 

この歌は、春に咲く「三枝(さきくさ)」の花の名に、幸運を意味する「幸く(さきく)」という言葉が入っていることを使って、意味を重ねています。何か事情があって離れてしまう恋人の幸せと、いつの日かの再会を詠んでいます。「さきくさ」は三椏(みつまた)、福寿草(ふくじゅそう)、沈丁花(じんちょうげ)など、いくつか説があるようです。

豊北町の道端では、沈丁花の花が盛りを迎えて、いい香りが漂っていました。ドライブの際に、ちょっと探してみてください。

 

おまかせにぎり 道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町

 

角島灯台周辺には、夜のお食事ができるところが、なかなかありません。道の駅ほうほくレストランわくわく亭は、17時がラストオーダーです。道の駅ほうほくでは、お持ち帰りできるお寿司やパン、ちょっとつまめるお菓子も売っています。ぜひお立ち寄りください!

 

パンドヴィエノワ 道の駅ほうほく焼き立てパン工房ラメール 山口県下関市豊北町