初夏の風物詩
こんにちは。橋本です。
毎日毎日蒸し暑い日が続いていますね~。橋本は天気が不安定なこともあり、出勤する際には家の窓を閉めて、帰宅後は部屋の中が蒸し風呂のようになっているので速攻で窓を開けてサーキュレーターを回して換気しています。まだ梅雨時期ですが、暑さは真夏なので熱中症には十分お気を付けくださいませ。
夏の最初の行事というか、長門市、下関市において江戸時代中期から行われてる神事、山口県無形民俗文化財に指定されている「サバー送り」が7月2日(火曜日)、東深川の飯山八幡宮で行われたそうです。

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サバー送りは、虫送り神事であり、各地域で虫がついた「サバーサマ」「サネモリサマ」と呼ばれる2体のわら人形を、地域住民の手で地域外に追い出していくというもので、飯山八幡宮から始まり、日置、油谷を経由し、下関市へ運ばれて行きます。
豊北町では「見つからないように運ぶと不幸にならない」というものがあったり、他の地域では、「ウンカを連れてくるので、見つけたら夜、人知れず動かすこと」「虫を付ける(虫を引き寄せ藁の中に封じる)ものだから1~2日は置いておかなければいけない」「自分の嫌いな人の家の前に置いてくる事」「長く置いておくとその家に不幸ごとが起きるが、早く動かせばその家に幸福が訪れる」などなど、様々伝えられています。
ただ「サバーさま」「サネモリさま」は誰にも分らないように「誰かの手によって」夜な夜な移動します。
もし「サバー様」「サネモリ様」を目撃された方は、どうぞその長旅を見守ってあげて下しませ。
また、こちらも初夏の行事『七夕』
道の駅豊北のエントランスホールには6月29日から笹が飾られ、短冊もご用意させて頂いています。
約一週間でたくさんの短冊が飾られました。
7月7日(日)までですのでお立ち寄りの際はぜひ短冊にお願い事を書いて飾り付けてくださいませ。