50年目の下関の馬関まつり
こんにちは。橋本です。
豊北町では、お盆を過ぎたら海や川で泳ぐと河童に足を引っ張られると言われたり、お盆過ぎると「いら」が出ると言われたりして、お盆以降は海や川で泳がないよう言われていました。「河童が足を引っ張る」は迷信ですが、8月は水難事故が多くなります。理由としては、8月は台風が発生しやすく、台風が上陸する前後の時期は波が高くなったり、離岸流(りがんりゅう)が多く発生しやすくなったりするのも一因だそうです。川では、遊んでいる場所では雨が降っていなくても上流で降っていて、急に水かさが増えたり、鉄砲水が発生したりすることもあります。
また、8月はクラゲが海中に大量発生する時期です。お盆過ぎると「いら」が出る。の「いら」は山口県の日本海側や長崎県の方言で「クラゲ」のことです。
種類的には「アンドンクラゲ」を指していて、傘の大きさは5cm程度なのに、触手は30~60cmもあります。しかもとても細く、海の中ではよくわかりません。
(インターネットより)
刺されるとピリピリと強い痛みを伴い、ミミズ腫れになってしまいます。そしてやっかいなことに、ちぎれた触手でもしばらくの間、毒針を発射することができるらしく、直接クラゲに触らなくても、近くにいるクラゲが発射した毒針が海の中を漂っていて、それに当たって刺されてしまう場合もあるそうです。最近はお盆過ぎなくても、海水温が高いこともあり早い時期からクラゲが発生しています。
アンドンクラゲに刺されて命を取られることはほとんどありませんが、刺されれば患部は腫れあがり、かなりの痛みを伴います。痛くて耐えられないときや、痛み以外に呼吸困難や発熱の症状があるなど、異常を感じたらすぐに病院に相談してください。また、刺されたショックに慌てて溺れるということもないわけではありませんので十分にお気を付けくださいませ。
さて、8月は下関市内ではお祭りが目白押し!
8月13日(火)19時から 『関門海峡花火大会』が開催されます。
そして、8月24日(土)・25日(日)は『第47回 馬関まつり』が開催されます。
昭和49年から始まった馬関まつり。新型コロナウイルスが蔓延した際は自粛中止していたため、今年は第47回となっていますが長く市民から愛されるお祭りです。
下関駅前や唐戸地区で様々な催しがあります。
混雑が予想されますが、ぜひ行かれてみてはいかがでしょうか。
下関ならではの平家踊総踊りも楽しいですよ。