島戸の海と夏祭りと夏休みの宿題に
嶋戸浦 肥中より一里 家数四十三軒 片灘 角島と嶋戸の間に延せか瀬と申て瀬はへ多し(「正保国絵図」長門国豊田郡神田郷)
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは、雲がありますが予報は晴れ。少しは涼しいと良いのですが…。
先週土曜、滝部夏の市が開催されました。出店やステージイベントにたくさんの人が集まってにぎやかで、豊北町が元気な夕べでした。8月は各地で盆踊りもあるし、豊北夏祭りは9月7日(土)、阿川ほうせんぐり海浜公園です。ぜひお出かけください!
昨日、ホワイトビーチ島戸(島戸海水浴場)に行ってみました。角島大橋のたもと、名前の通り白い砂浜。売店などがないコンパクトな浜なので準備は必要ですが、きれいな海と景色をゆったり楽しむことができます。
嶋戸浦 肥中より一里 家数四十三軒 片灘 角島と嶋戸の間に延せか瀬と申て瀬はへ多し(「正保国絵図」長門国豊田郡神田郷)
↓
島戸浦(しまどうら) 肥中(ひじゅう)からは約4km、家の数は43軒、片方は波が荒く航海が困難である。角島(つのしま)と島戸の間には「延せが瀬」と言って、浅瀬が多い。
今回の冒頭は、「正保国絵図(しょうほうくにえず)」から。江戸時代、幕府は諸大名に命じて5回、国ごとの地図を作成させ、提出させました。正保元(1644)年に作成が命じられた地図が、「正保国絵図」です。
長州藩の領地は周防国(すおうのくに)、長門国(ながとのくに)の両国で、下関市豊北町は長門国に属します。もちろん現代の地図ほど正確ではありませんが、地域の情報なども多く書き込まれています。引用部は、道の駅ほうほくから車で約10分の、豊北町島戸にあたる箇所。海の風景は、江戸時代から変わらないようですね。
さて、今日8/3(土)は、道の駅ほうほくがある豊北町のお隣、豊浦町の豊浦夏祭りの日。17時~21時、涌田漁協漁村広場にて、花火は20時から。川棚の豊浦総合支所から、シャトルバスの利用がおすすめです。
道の駅ほうほくから車で約10分、豊北町滝部の下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館(たいしょうかん)」では、8月6日(火)14時から、学芸員が案内する「≪太翔館の秘密≫ツアー」を開催。入館無料。夏休みの自由研究におすすめ。
太翔館は旧滝部小学校校舎で、大正ルネサンス様式の木造建築として、山口県指定文化財。9月23日まで、昔の学校の風景や子供たちの写真など、「学舎が見ていた100年展」開催中。昔の学校生活を、見に来てください!
また、太翔館では8月11日(日)14時~、100周年記念のJAZZ LIVEを開催予定。チケットは豊北町滝部の花舗にしむらさんにて、前売り券3500円、当日券4000円。11時~15時、たきべマルシェも同時開催。ぜひお出かけください☆
一方、道の駅ほうほくから車ですぐの、土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムでは、9月1日まで「ホネver.2024」開催中。大人200円、大学生等100円、高校生以下無料。
人類学ミュージアムは、日本で唯一の人類学専門の博物館。今回の展示では、ヒトの骨のつくりを、動物の骨と比べながら、詳しく展示しています。
土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムでは、体験学習プログラムとして、「マガキガイのゆびわづくり」「貝がらのブレスレットづくり」を実施中。予約不要、材料費500円。材料がなくなり次第終了。夏休みの工作におすすめです☆
さて、道の駅ほうほくには、豊北町産の卵もあります。人気商品なので、早い時間に売り切れることが多いです。そして、この卵は二黄卵の可能性大!
先日、卵を割ったら二黄卵だったと、家人がほっくんにしたててくれました。目はケチャップで描いたもの。ちょっと体が大きいですが、かわいくできました♪