角島盆芝居と滝部・田耕の夏祭りと豊北夏まつり
さても長門の滝部の里は 萩の城下と赤間ヶ関を 結ぶ北浦街道筋で 広く知られた奉公市の 古いゆかりの名のある村よ(『滝部音頭』)

滝部夏祭り盆踊り大会 2024年8月15日 山口県下関市豊北町滝部
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほく、快晴ですが、今週の天気予報では、週後半が雨マーク。

角島盆芝居(三番叟) 2024年8月14日 山口県下関市豊北町角島
8月14日、角島八幡宮で3日間にわたり行われる、角島盆芝居(初日)に行きました。江戸時代、不吉が続いた角島の人々が、神様のご加護を祈って「松竹三本になるまで奉納する」と誓ったお盆の行事です。

角島盆芝居(三番叟) 2024年8月14日 山口県下関市豊北町角島
地元の小学生による「三番叟(さんばそう)」は、初日から二日間の奉納。「三番叟」は、能の演目「翁」の一部が、独立した舞踊として発展してきたもの。

角島盆芝居(三番叟) 2024年8月14日 山口県下関市豊北町角島
角島の三番叟は、登場人物は先払い(さきばらい)2名、姫(ひめ)、上手太夫(かみてだゆう)、下手太夫(しもてだゆう)がそれぞれ1名。鈴を振ったり、飛んだり跳ねたりがある、活動的な舞踊です。

角島盆芝居 2024年8月14日 山口県下関市豊北町角島
8月16日まで3日間のお芝居(演劇)は、藤千代之助一座による、江戸時代の人情物。奉納は毎日19時からで、三番叟がない最終日はお芝居が19時から。古くから続く伝統行事なので、今後も続けていってほしいです。

滝部地区夏祭り盆踊り大会 2024年8月15日 山口県下関市豊北町滝部
さても長門の滝部の里は 萩の城下と赤間ヶ関を 結ぶ北浦街道筋で 広く知られた奉公市の 古いゆかりの名のある村よ(『滝部音頭』)
今回の冒頭は、道の駅ほうほくから車で約10分、下関市豊北町滝部(たきべ)地区の盆踊りの口説(くどき)『滝部音頭』から。

滝部地区夏祭り盆踊り大会 2024年8月15日 山口県下関市豊北町滝部
滝部の名前の由来や郷土史、滝部ゆかりの人物の事績などが詠みこまれていますが、歌詞は昭和に入ってから作られたものです。毎年8月15日は、滝部にある太翔館前広場での滝部地区夏祭り盆踊り大会。新企画「なんでもばらまき」や打ち上げ花火など、盛り上がりました。

田耕納涼夏祭り 2024年8月16日 山口県下関市豊北町田耕
8月16日は、道の駅ほうほくから車で約15分、田耕市民グラウンドで開催の、田耕納涼夏祭り。ダンスやよさこいなどステージイベント、毎年恒例の大抽選会になんでもまき、みんなで踊る「豊北音頭」、最後は万歳三唱で締める、地域のお祭りでした。

豊北夏祭り2023 山口県下関市豊北町
お祭りといえば、豊北夏祭り。2024年9月7日(土)17時~、阿川ほうせんぐり海浜公園で開催。花火は20時の予定です。道の駅ほうほくから、混んでいなければ車で約10分。
駐車場は旧阿川小学校、旧豊北第三中学校のグラウンド。シャトルバスは、今年は滝部ではなく、神田にある旧神田小学校グラウンド(神田市民グラウンド)発着になります。ご注意を。夏の終わりの花火大会、お楽しみに☆

瑠璃光寺五重塔ライトアップ 2024年8月31日まで(土曜のみ) 山口県山口市
8月17日、山口市の香山公園に行きました。檜皮葺屋根の全面葺き替え中の国宝・瑠璃光寺五重塔ですが、塔を覆う外壁シートが一部分透明で、土曜日だけライトアップ。8月31日まで、19時半~22時。

瑠璃光寺五重塔ライトアップ 2024年8月31日まで(土曜のみ) 山口県山口市
内部が見やすい夜間に、一部透明化している外壁シートを通して、LED照明で屋根等の改修の様子が見えるというもの。作業工程は、遠目の素人にはよくわかりませんが、500年前の建築物が現代にあるというのは、すごいことですね。

サバー様 2024年8月19日 山口県下関市豊北町二見
今朝も、二見小学校入口にサバー様がおられました。JR二見駅のすぐ近く、「二見地区ふるさと絵巻」のところ。長旅で、かなりお疲れのご様子。
サバー様は、お隣の長門市で作られる、騎馬武者姿の藁人形(2体)。毎年6月末から7月にかけて、長門市から下関市豊北町・豊浦町で広域的に行われる「虫送り」行事の主人公です。

サバー様 2024年8月19日 山口県下関市豊北町二見
稲につく害虫を追い払うため、豊北町では夜にこっそり、田んぼから田んぼへと旅していくのです。ここしばらくは、二見にとどまっておられますが。
道の駅ほうほくには、豊北町のかきもちもあります。焼くなら、1000Wのオーブントースターで4~5分、フライパンでは弱火で片面を2~4分ずつ。揚げ餅には、170度くらいでキツネ色になるまで。日持ちがするので、お土産にもどうぞ☆

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町