角島牧崎風の公園でダルマギクが咲きはじめました
秋時花 種尓有等 色別尓 見之明良牟流 今日之貴左(大伴家持/『万葉集』第19巻4255番)

牧崎風の公園 2024年10月29日 山口県下関市豊北町角島
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは晴れ。

牧崎風の公園 2024年10月29日 山口県下関市豊北町角島
そろそろダルマギクの季節なので、昨日、道の駅ほうほくから車で約15分、下関市豊北町角島にある牧崎風の公園に行ってみました。先週はダルマギクの花を見つけられませんでしたが、今回は少しだけ見つけました!

牧崎風の公園 2024年10月29日 山口県下関市豊北町角島
黄色いホソバワダンの花がまだまだ盛り。その隙間に、ちらほら薄紫色のダルマギクが咲きはじめています。とはいえ、まだまだこれからですが。

牧崎風の公園 2024年10月29日 山口県下関市豊北町角島
ダルマギクは、日本原産のノギク(野菊)の一種で、海岸の岩の上などに生える多年草です。晩秋から初冬、薄紫色~白色の小さなかわいい花が咲きます。角島では牧崎風の公園に群生地があります。

牧崎風の公園 2024年10月29日 山口県下関市豊北町角島
和名「ダルマギク」は、丸いダルマのように見えるからとか、丸い葉がダルマのようだからとか。葉は平面的に放射状・円盤状に広がるロゼット状で、全体が毛に覆われて白っぽく見えます。葉っぱだけでもかわいいです。基本的に地面に沿って生え、伸びても高さ約25㎝ほど。

牧崎風の公園 2024年10月29日 山口県下関市豊北町角島
秋時花 種尓有等 色別尓 見之明良牟流 今日之貴左(大伴家持/『万葉集』第19巻4255番)
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秋の花 種(くさぐさ)にあれど 色ごとに 見(め/み)し明らむる 今日(けふ/きょう)の貴さ(大伴家持/『万葉集』第19巻4255番)
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秋の花にはいろんな種類があるけれど、色とりどりの花をそれぞれご覧になって楽しまれる今日は良い日ですね。

牧崎風の公園 2024年10月29日 山口県下関市豊北町角島
今回の冒頭は、奈良時代に編纂された日本最古の和歌集『万葉集』から。天平勝宝3(751)年8月5日、孝謙天皇(こうけんてんのう)に捧げた和歌です。
作者の大伴家持(おおとものやかもち:717-785)は当時30代前半で、少納言(しょうなごん)という閣僚の入り口のような役職になった年で、仕える女帝は同世代。色鮮やかな秋の花々を詠んで、華やかな御代と未来を感じさせます。

道端のコスモス 2024年10月29日 山口県下関市豊北町阿川
道の駅ほうほくから車で約10分、国道191号沿いでは、コスモスが花盛り。国道191号沿い、旧豊北第三中学校の前です。

道端のコスモス 2024年10月29日 山口県下関市豊北町阿川
そして、国道435号上では、ほっくんバスが走っています。昨日は、JR特牛駅の入り口で出会いました。

ほっくんバス 山口県下関市豊北町
特牛駅に向かう坂を登るほっくんバス。ブルーライン交通のバスです。豊北町で探してみてください!

ほっくんバス 山口県下関市豊北町
道の駅ほうほく手芸コーナーには、造花のアレンジメントもいろいろあります。お花がおうちで楽しめます!

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
日々の生活に彩りを。生花だとお世話が心配な方は、こちらをぜひ!

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町