明日、初登場!新捕鯨母船「関鯨丸」の生イワシ鯨と、昨日の「#きぼうを見よう」
門にたち出いでたゞひとり
人待ち顔のさみしさに
ゆふべの空をながむれば
雲の宿りも捨てはてて
何かこひしき人の世に
流れて落つる星一つ(島崎藤村「流星」/『若菜集』)
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは雨ですが、元気に営業しています!
さて、明日11月16日(土)朝、道の駅ほうほく鮮魚コーナーに、今季から操業を始めた新しい捕鯨母船「関鯨丸(かんげいまる)」が捕獲した生イワシ鯨が、初めて登場(なくなり次第終了)🐋
下関で建造された捕鯨母船「関鯨丸」の竣工後、初めての下関への鯨生肉です。関鯨丸は、最新の冷凍設備で、これまで以上に高品質、それも珍しいイワシ鯨!
鯨の生肉は冷凍されずに氷温冷蔵することで鯨の旨味が増し、一般の鯨肉とは一味違うそうです。また、鮮度を保つため、陸揚げ後、数日間しか流通しません。希少!
一度も冷凍されていない、鮮度ばつぐんの鯨肉。この機会にぜひ、お刺身でどうぞ🐋
道の駅ほうほくから車で約15分、下関市豊北町角島にある牧崎風の公園では、ダルマギクが見頃を迎えています。晩秋、海岸の岩場に咲く、薄紫色のかわいい花です☆
昨日11月14日、行ってみました。遊歩道のわき道に入らず、まっすぐ岬の先まで行ったところにたくさん咲いていました。まだ蕾だけの株もあれば、散りかけた株もあり、ムラがありますが、けなげに咲いています。かわいい(*^o^*)
公園入口付近では黄色いツワブキが咲き、公園内には黄色いホソバワダンもまだ残っていて、コントラストが良い感じです。晴れて青い海が一緒に撮れると、映えます。
群生地は牧崎風の公園ですが、角島灯台のある夢崎にも咲いているそうです。ぜひ探してみてください!
さて、昨日は18時頃、和久で待機していました。「きぼう」を見るために!
「きぼう」は、日本、アメリカ、ロシア、カナダ、欧州の15カ国が協力して建設した人類史上最大の有人実験施設、国際宇宙ステーション(ISS)の日本実験棟。
17時50分過ぎにカメラを構え、待つこと数分。南南西の空に小さな動く光が見えました☆
中央部上辺の光が「きぼう」、右のよく光っている星はいわゆる宵の明星つまり金星。昨日はマイナス4.1等星。だいぶ明るいです。
天空を滑るように流れる「きぼう」が、東北東に姿を消すまで、約5分間。あっという間でした。これでまた、しばらく見えなくなります。#きぼうを見よう
地上約400km上空にあり、地球の周囲を1周約90分で自由落下しながら斜めに回っています。重力の影響を受けにくい特殊な環境下で、科学実験や研究に取り組んだり、宇宙から地球の自然環境を見守ったり。さまざまな活動を行うのです。
国際宇宙ステーションは、晴れた夜明け前や日没後、日本の上空を通過する時、見えることがあります。惑星レベルに明るく、飛行機よりも早く動いて見える光があれば、「きぼう」かもしれません☆
門にたち出いでたゞひとり
人待ち顔のさみしさに
ゆふべの空をながむれば
雲の宿りも捨てはてて
何かこひしき人の世に
流れて落つる星一つ(島崎藤村「流星」/『若菜集』)
今回の冒頭は、島崎藤村(しまざきとうそん:1872-1943)の詩集『若菜集』から「流星」。明治、大正、昭和の三代にわたり、活動をつづけた日本近代文学を代表する作家です。
『若菜集』はデビュー作で、おさめられた「初恋」の一節「まだあげそめし前髪の…」は、みんな覚えがあるはず。誰しも心当たりがある情景を、綺麗なことばで編む詩人にかかれば、流星は人の世を訪れる何かなのでしょう。
さて、昨日は国際糖尿病デーでもあったので、下関市の中心部ではブルーライトアップが行われました。11月16日(土)まで3日間の予定。
世界糖尿病デーのキャンペーンでは、青い丸をモチーフにした「ブルーサークル」がシンボルマークとして用いられるため、糖尿病予防の呼びかけに青いライトアップが各地で行われています。今回、下関市では、いつもの消防局や海峡タワー、はい!からっと横丁の観覧車のほか、唐戸の旧秋田商会や下関南部町郵便局、旧下関英国領事館、田中絹代ぶんか館、亀山八幡宮や、豊前田のEXASなども。点灯時刻は施設によって違いますが、この期間、夜に近くを通ることがあれば、ぜひ見てみてください。
道の駅ほうほくにも、青い星のかたちのお菓子があります。お土産にぜひ☆