道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

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スタッフブログ 2024.12.19

ほっくん、『小説宝石』表紙&短編小説に登場!

「地球上、世界中、絶対、こんな美しい島はない」(火野葦平「角島」/『ふるさと文学館』第41巻、ぎょうせい、1994年)

 

 

こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほく、明け方は雪か霰がパラつきましたが、今は雲り。お日様も少しのぞいています。

明日2024年12月20日発売の隔月刊誌『小説宝石』、道の駅ほうほくマスコットキャラクター・ほっくんが、表紙と短編小説に登場します!

 

ほっくん 道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町

 

『小説宝石』は1968年創刊の小説雑誌で、昨年から隔月刊になっています。通常22日発売ですが、今月は日曜なので12月20日金曜発売。日本全国のゆるキャラを登場させていて、ほっくんは16番目。

「小説エンタテインメントのトレンドをリードする小説誌」で、赤川次郎、天野純希、佐々木譲、山本一力、篠田節子など、私の本棚にもある有名作家がずらり。毎年1月号は、一般財団法人 光文文化財団による、日本ミステリー文学大賞、新人賞の結果・選評が掲載される、注目の一冊です。そこにほっくんが!

 

ほっくん 道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町

 

短編小説は、田丸雅智(たまるまさとも)さんが書かれています。全国各地でショートショートの書き方講座を開催し、小学校の国語教科書にも採用されている、ショートショートの旗手。お楽しみに( ●● )

ほっくんの一般小説への登場は、内藤了先生の「夢探偵フロイト」シリーズ以来。ちょっとずつ出番が広がっていて、嬉しいです♪

 

 

「地球上、世界中、絶対、こんな美しい島はない」(火野葦平「角島」/『ふるさと文学館』第41巻、ぎょうせい、1994年)

今回の冒頭は、火野葦平(ひのあしへい:1906~1960)の小説「角島」から。火野葦平は北九州出身び芥川賞作家で、「麦と兵隊」など兵隊三部作で知られます。

 

夏の角島大橋 山口県下関市豊北町

 

先日、「火野葦平の“角島をめぐって”書かれた小説」についてお問い合わせをいただき、回答したところです。タイトル「角島」という一人称の短編小説で、角島滞在中に夭折した友人の画家の姿を、角島の風景とともに描いています。

引用部は、画家・牧岡俊一が、角島について語った言葉です。最高級の誉め言葉!

 

夏のハマユウと角島灯台 山口県下関市豊北町

 

牧岡俊一は、角島で亡くなった友人の画家・長末友喜(ながすえともき:1916~1949)がモデルとのこと。火野葦平は角島を訪れたことはなく、共通の友人である画家・星野順一(ほしのじゅんいち:1905~1996)から話を聞いただけで、この小説を書いたそうです。牧岡俊一のセリフは、実際に長末友喜が語った言葉かもしれません!

 

響灘夕景 山口県下関市

 

ほっくんは、響灘に沈む夕日がモデル。小説を読んで、ぜひ豊北町や角島、響灘の夕日を見に来てください。ほっくんもお待ちしています( ●● )

道の駅ほうほくには、ほっくんグッズがいろいろあります。来年用のカレンダーや、初詣に向けて、ほっくん御朱印帳も!

 

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町