玉の杯あげてまた
顔見せや 玉の杯 挙げて亦(田上菊舎『杜甫作「飲中八仙歌」戯画題』)

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは快晴、絶好のドライブ日和🚙青い空と碧い海が待っています!

道の駅ほうほく 2024年4月28日 山口県下関市豊北町
道の駅ほうほくでは、本日13時半より、お子様限定!ほっくん風船プレゼント🎈山口県PR本部長ちょるる、下関市メインキャラクターせきまる、コカ・コーラキャラクターQoo(クー)もひさしぶりに登場。ぜひお子様とご一緒にお越しください☆

妙久寺 2025年5月3日 山口県下関市豊北町田耕
道の駅ほうほくから車で焼く15分、豊北町田耕の妙久寺(みょうきゅうじ)ツツジ園が花盛り。空に踊る鯉のぼりも嬉しそう。
GW期間中は、19時~21時に夜間ライトアップも行われます。ぜひお立ち寄りください!

山口オクトーバーフェスト2025 2025年5月6日まで 山口県山口市
先日、道の駅ほうほくから車で約1時間半、山口市中央公園で開催中の、山口オクトーバーフェスト2025に行きました。オクトーバーフェストは、ミュンヘンで行われるドイツのビール祭り。1810年に行われた、バイエルン王国の王太子ルートヴィヒ1世の、結婚祝いのお祭りが始まりとか。

山口オクトーバーフェスト2025 2025年5月6日まで 山口県山口市
名前の通り秋の収穫祭でもありましたが、世界各国でドイツビールを味わうイベントとして、10月に限らず行われているようです。山口市では5月6日まで。入場無料、11:00~21:00(ラストオーダー20:30)。飲食費とは別に、グラス代1000円を預ける仕組み。
道の駅ほうほくにも、地ビールがあります。角島ビールはピルスナー、ペールエール、スタウトの三種類。ラベルが角島大橋や角島灯台です。ビール好きな方は、ぜひどうぞ☆

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
顔見せや 玉の杯 挙げて亦(田上菊舎『杜甫作「飲中八仙歌」戯画題』)
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顔見せや 玉の杯 挙げて亦(田上菊舎『杜甫作「飲中八仙歌」戯画題』)
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その玉の杯を掲げたら、また顔を見せてください。

山口オクトーバーフェスト2025 2025年5月6日まで 山口県山口市
今回の冒頭は、下関市豊北町田耕生まれの江戸時代の女流文人・田上菊舎(たがみきくしゃ:1753~1826)の『杜甫作「飲中八仙歌」戯画題(とほさくいんちゅうはっせんかぎがだい』から。杜甫が作った「飲中八仙歌」という漢詩をテーマに、俳句を詠んで絵を描くという遊びをしたわけです。
杜甫(とほ:712~770)は中国、唐代を代表する詩人。その漢詩「飲中八仙歌(いんちゅうはっせんか)」は、唐の都・長安において酒豪で知られた八人(酒中八仙)を詠んだもの。八人の中のひとり「瀟洒美少年(瀟洒なる美少年)」という、崔宗之(さいそうし)を詠んだものです。

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町
「杯挙げて」が乾杯なのか、飲み干したあとのことなのか。杯を傾けて飲んでる最中は顔が見えにくいので、やはり「飲み干したら綺麗な顔をまた見せて欲しい」という方がイメージされます。「玉(たま/ぎょく)」は杯を飾る言葉ですが、綺麗な顔のイメージもあります。
元の漢詩は「挙觴白眼望青天」で「觴(しょう)」は杯、「白眼」は冷たい目つき。「青天を望む」というポーズなど、崔宗之はいわゆるクールビューティで、ちょっとカッコつけるタイプのよう。そこが人気だったのかもしれません。

妙久寺 2025年5月3日 山口県下関市豊北町田耕
田上菊舎が生まれた豊北町田耕には、句碑がいくつかあり、妙久寺にもあります。初夏のお出かけに、江戸時代の文人の足跡をたどる俳句の旅などいかがでしょう。そして一日の終わりは、冷たいビールをどうぞ☆