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お知らせ 2018.03.27

豊北町最大の民俗祭礼行事『浜出祭』まであと5日!

皆さま こんにちは!
菊地です 🙂

もうすっかり春らしい陽気になりましたね♪
寒い日の方が少なくなって来たように感じます

ふと景色を見渡すと白や淡いピンク色、濃いピンク色の梅の花や可愛らしい黄色い菜の花などが色鮮やかに咲き誇っていて「春」という季節を実感することができます。

我が家の庭にも春の訪れを感じられる花たちが咲き始めて賑やかになっていますが・・・その分雑草も急成長中・・・(~_~;)

そろそろ草刈りをしないとなりません(汗)

 

今日のテラスからの眺めは・・・

う~ん

少し残念ですね。黄砂とPM2.5の影響からか霞んでしまっていますが、天候が良いので多くのお客さまがテラスで思い思いにくつろいでいました♪

 

 

さて・・・

以前にもブログで紹介させていただきましたが

来る4月1日(日)、豊北町の民俗祭礼行事・大祭典である「浜出祭」が7年ぶりに執り行われます。

開催間近となり、当駅豊北町観光協会にも浜出祭についてお問合せが多くなってきています。

公共の交通機関の運行についてや浜出祭で行われる各儀礼の開催時間、どこからどこまで行列が歩くのか、祭典自体の開催時間についてなどなど・・・

 

4月1日(日)の浜出祭当日の行列は朝9時に神玉側は神功皇后神社から、そして田耕側も田耕神社から同時出発し、堀切(豊北梨の選果場付近)で直子(のうし)自治会館から出発した「山田佐平治組」の行列と集結(出合)します。
※堀切への到着予定時間は12時30分頃

上の写真は土井ヶ浜遺跡人類学ミュージアムの企画展で撮影したもの)

合流後、堀切では双方による「口上儀礼」が行われ、終了後には隊列を組み直し、三行列となって土井ヶ浜の祭場まで練り歩きます。
※合流後の出発予定時刻は13時25分頃

一の宮である住吉神社(根崎)へ到着後は波原地区を経由し土井ヶ浜へ。

15時頃に土井ヶ浜の祭場へ到着後、15時30分より祭典が始まります。

神功皇后神社、田耕神社の宮司を中心とした「神官座」による神事の後には、浜出祭の一番の見どころとも言われる「波原座」「岡林座」を加えた三座で“座”の行事が行われます。

“三座”による行事では、行事のはじまりを告げる「入亭主新左衛門挨拶」にはじまり、「奉幣行事(田行列の幣持が持ってきた大幣で各座を祓うもの)」を行い、「神官座」「岡林座」「波原座」の各座で“口上”と“刀さばき”の行う口上儀礼の後には神子の舞、神酒三献、そして浜出祭の中で行われる儀礼のうち“古式”を残したものといわれている「魚据・鰤切行事」が行われます。

魚据・鰤切行事は各座事同時に手を使うことなく鰤を切る珍しい神事で、各座の“鰤据え役”によって持ち込まれた鰤を田耕地区の“鰤切り役”によって鉄箸と包丁のみで手を触れることなく鰤を切ります。

切られた鰤は「膳据行事」で各座ごとに酒粕などで味付けされ“膳据え役”によって各座に運ばれ食されます(直会)。 

17時30分、三座の行事が終わり各神社で神還しが行われると7年に一度に行われる大祭典『浜出祭』が終了となります。

 

いろいろと調べながらこのブログを書いているのですが、浜出祭の歴史もさながら、こうして今現在も地元の方々によって大切に引き継がれ開催を迎えるという「世代を超えて受け継がれていく精神」といいますか、それを守ろう、続けようと地域の皆さまが一体となって取り組んでいる姿には本当に熱いものを感じます。

 

7年に1度の大祭典『浜出祭』開催まであと5日です。

皆さまも日本でも希少な祭の1つである『浜出祭』をぜひ実際に見て、700年以上も世代を超え受け継がれてきた豊北町の歴史を感じてみてください。

浜出祭の当日は行列で時間帯により道路が大変な混雑になるようです。

●9時00分~11時30分・・・国道435号・市道    田耕~滝部間
●11時30分~12時50分・・・県道・市道   滝部~神田口~堀切
●13時30分~15時00分・・・市道    堀切~波原
●14時30分~15時30分・・・国道191号   波原~土井ヶ浜

通行される際、特にお急ぎの方はご注意くださいませ。

菊地でした 😉