こんにちは。橋本です
昨日は雨が降りましたが、本日は快晴
とは言えど、今週は曇ったり、雨が降ったりといい天気に恵まれないようです。寒さもまだだ続くようなので、まだまだ寒さ対策をして健康管理に気を付けましょう。
さて、この時期になるとこの辺りでは天気が良い日には軒下、庭先で「わかめカーテン」が風に靡いていますこの時期の風物詩ですね~天気が良い日に国道191号線を車で走っていると遭遇します
橋本家でもご近所の漁師さんからワカメを頂いた際には、生ワカメを食べたり、干したりしています。ですが、この干す作業、けっこう手間暇かかるんですよ
乾燥わかめは生のわかめを洗濯ばさみで挟んで干しておくだけ!とお思いの方がいらっしゃるかもしれませんが、どっこい!結構1日掛かりで手間ひま掛けて作られるんですよ~。寒さの中の作業なので手が悴んで感覚がなくなったり・・・・。上の写真位の量になると一通りの作業が終わるのは、朝9時位から始めても昼の2時、3時くらいまで掛かるカモ
ちなみにどんな作業をするかと言うと、
まずワカメを軽く水洗いをした後、竹棒の洗濯バサミに挟んで干すんですが、先端は切れやすく、しかもヌルヌルしているので、なかなか挟みにくいんです。しっかり挟まないと風に吹かれて落ちることもあるので、挟むにもコツが要ります。
そして、挟んだ後は少し表面が乾くか乾かないかぐらいで、ワカメの茎を割いて取り除きます。竹串を刺して下に下ろしながら割いて、その後さらに茎を薄く裂いてほぼ茎を取り除きます(→茎は乾燥すると固くなり、食感が悪くなるので取り除きます)。
ちなみに取り除いた芯は、捨てません!形が不揃いなので、お店などでは売られる事はあまりありませんが、各家庭で佃煮や煮物、酢漬けにして食卓に並びます。
そして葉(?)の部分も裂いて細かくヒラヒラにしていきます。→この作業をしないと乾燥しづらく、さらには乾いた時にくっついて丸まって細かく切りにくくなるんです。
その作業を干したワカメの量だけしなくてはいけないので、かなり時間がかかります。そして作業は乾くまでの時間との勝負になるので、終わるまでどんなに寒くても付きっ切りです。
本当に手間暇かかる商品ですが、この時期の新物として出ている乾燥したワカメは、炊き立てご飯に振りかけたり、味噌汁に入れると色がさっと深緑に変わってワカメの良い匂いがして食欲をかき立てます
ここ数日、店頭にも新物が並び始めました
お立ち寄りの際は豊北町の海の幸!ぜひお買い求めくださいませ。