道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

今月の営業時間

売店・・・・・・・・・・・・・8:30~18:00

パン工房・・・・・・・・・・9:00~17:30(定休日に加えて 7/9・7/23は臨時休業

レストラン・・・・・・・10:00~18:00(オーダーストップ 17:00)

今月の定休日

…定休日 

…臨時休業

※7月9日(火)パン工房のみ臨時休業

※7月23日(火)パン工房のみ臨時休業

newsお知らせ

スタッフブログ 2023.05.19

歩神も一歩から

通さねば よし爰で聞く 郭公(田上菊舎『手折菊』)

道の駅ほうほく展望テラスより(山口県下関市豊北町)

おはようございます。山田です。今朝の道の駅ほうほく、小雨はパラついているものの、空は明るいです。展望テラスからの景色を撮っていたら、目の前をトンビが横切って行きました。獲物が捕れたようです!

卯の花(ウツギ) 山口県下関市豊北町

ここのところ、北浦路では道端で白い卯の花(ウツギ)が盛りを迎えています。今日5月19日は旧暦3月30日。旧暦では、明日から4月、つまり卯月(うづき)なのですね。

卯の花(ウツギ) 山口県下関市豊北町

そんな今日2023年5月19日(金)20:00~、下関海響マラソンのエントリーがスタート。今年の開催は、11月5日(日)、定員10000人、参加料13000円(チャリティ14000円)です。人気の大会なので、参加希望の方はお早めに!

田上菊舎生誕270周年記念特別常設展『田上菊舎 -歩神も一歩から―』下関市立豊北歴史民俗資料館・太翔館(山口県下関市豊北町)

通さねば よし爰(ここ)で聞く 郭公(ほととぎす)(田上菊舎『手折菊』)

今回の冒頭は、田上菊舎(たがみきくしゃ:1753-1826)の『手折菊(たおりぎく)』から。田上菊舎は、江戸時代の旅する女流文人。豊浦郡田耕村(山口県下関市豊北町田耕)で長府藩士の家に生まれ、若くして夫に死別しました。28歳で出家し、菊舎の号を得て、九州から奥羽(東北地方)まで旅を重ね、文人として活躍しました。

田上菊舎生誕270周年記念特別常設展『田上菊舎 -歩神も一歩から―』第一回 下関市立豊北歴史民俗資料館・太翔館(山口県下関市豊北町)

この句は、1782(天明2)年、菊舎が俳聖・松尾芭蕉『奥の細道』の逆コースをたどる旅の途中、近江国柳ヶ瀬関(滋賀県長浜市余呉町)で足止めされて詠んだもの。江戸時代、女の一人旅は、関所で厳しい詮議を受けたようです。それでも、引き返すことはしないという、決意のあらわれた一句。

菊舎顕彰会「菊舎双六」 山口県下関市豊北町田耕

今年2023年は、田上菊舎生誕270周年。道の駅ほうほくから車で約10分、下関市豊北町滝部にある、下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」では、記念特別常設展『田上菊舎 ―歩神も一歩から―』が始まりました。

菊舎双六の駒 太翔館(山口県下関市豊北町)

今年は一年を通して全五回で、まずは第一回「田上菊舎紹介を主に春から夏(初夏)」です。菊舎の句や地元のあれこれのほか、菊舎顕彰会さんによる、菊舎双六(すごろく)の展示があり、サイコロと駒も用意されていて、実際に遊ぶことができます。駒がかわいいですよ☆

投句箱 道の駅ほうほく(山口県下関市豊北町)

道の駅豊北の情報コーナーには、菊舎顕彰会さん設置の投句箱があります。良い句ができたら、ぜひ投函して行ってください(^o^)/

◆田上菊舎生誕270周年記念特別常設展『田上菊舎 ―歩神も一歩から―』第一回

  • 2023年7月2日(日)まで
  • 9:00~17:00(入館は16:30まで)
  • 月曜休館(祝日は開館)
  • 入館無料
  • 下関市立豊北歴史民俗資料館「太翔館」(山口県下関市豊北町滝部3153-1)
  • 電話:083-782-1651

卯の花(ウツギ) 山口県下関市豊北町

◆下関海響マラソン公式HP → https://kaikyomarathon.jp/