道の駅 北浦街道ほうほく For Foreign Tourists

今月の営業時間

売店・・・・・・・・・・・・・8:30~18:00

パン工房・・・・・・・・・・9:00~17:30

レストラン・・・・・・・10:00~18:00(オーダーストップ 17:00)

定休日のご案内

…定休日 

…臨時休業

〇パン工房は、機器メンテナンスの為、
  8月5日(火)を臨時休業いたします。

newsお知らせ

スタッフブログ 2025.06.21

世界に1本だけのSAKE造り体験!

この神酒は 我が神酒ならず 倭なす 大物主の 醸みし神酒 幾久 幾久(『日本書紀』崇神天皇八年冬十二月条)

 

下関酒造「世界に1本だけのSAKE造り体験」ツアー 2025年6月 山口県下関市

 

こんにちは。山田です。今朝の道の駅ほうほくは曇り。お天気が心配ですが、道の駅ほうほくは元気に営業しています!

 

田耕あじさい園 2025年6月21日 山口県下関市豊北町田耕

 

道の駅ほうほくから車で約20分、豊北町田耕の田耕あじさい園に行ってみました。ちょうど花盛りで、いろんな色のあじさいが楽しめます☆

 

 

明日6月22日(日)15時~、田耕あじさい園 LIVE CONCERTが開催されます。ぜひお出かけください♪

 

土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム『令和七年度浜出祭写真展』 2025年6月22日まで 山口県下関市豊北町神田上

 

道の駅ほうほくから車で約5分、土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアムでは、『令和七年度浜出祭写真展』が始まっています。今年4月6日に行われた北浦地域最大級のお祭り・浜出祭(はまいでさい)の様子を、過去のものと比較しながら展示。6月22日まで。

 

土井ヶ浜遺跡・人類学ミュージアム『令和七年度浜出祭写真展』 2025年6月22日まで 山口県下関市豊北町神田上

 

浜出祭のメインイベント「鰤切(ぶりきり)」体験のできる、鰤のぬいぐるみもこちらに来ています。5kgの重さがあるので、手を触れずに箸と包丁だけで持ち上げることができるか、ぜひチャレンジしてみてください!

 

下関酒造 山口県下関市幡生

 

先日、下関市幡生にある下関酒造さんの「世界に1本だけのSAKE造り」ツアーに参加しました。唎酒師(ききざけし)の案内で酒蔵を見学、日本酒についての基礎知識を学び、4種類の日本酒を好みにあわせてブレンディングして、オリジナル名をつけたボトルで持ち帰り。要予約、定員10名、参加費5000円、約2時間。

 

下関酒造「世界に1本だけのSAKE造り体験」ツアー 2025年6月 山口県下関市

 

辛口、甘口、フルーティ、コク旨という4種類を味わい、配合を決めます。4種類のどれがどの味かは伏せてあるので、自分の感覚だけが頼り。誰とどんな場面で飲むか、どういう風に飲みたいかなど、イメージを唎酒師に伝えて、調整してもらいます。

 

下関酒造「世界に1本だけのSAKE造り体験」ツアー 2025年6月 山口県下関市

 

車だったので香りだけでブレンドという、なかなかの試練でしたが、日本酒に少し詳しくなれたし、楽しかったです。日本酒好き、お酒好きな方は、ぜひどうぞ☆

 

下関酒造 山口県下関市幡生

 

許能瀰枳破 和餓瀰枳那羅孺 椰磨等那殊 於朋望能農之能 介瀰之瀰枳 伊句臂佐 伊久臂佐(『日本書紀』崇神天皇八年冬十二月条)

この神酒(みき)は 我が神酒ならず 倭(やまと)なす 大物主(おほものぬし/おおものぬし)の 醸(か)みし神酒 幾久(いくひさ) 幾久(『日本書紀』崇神天皇八年冬十二月条)

この神酒は私の神酒ではない、倭の国にいらっしゃる大物主が醸された神酒である、めでたい、めでたい。

 

下関酒造「世界に1本だけのSAKE造り体験」ツアー 2025年6月 山口県下関市

 

今回の冒頭は『日本書紀』から。『日本書紀』は720年(養老4)年に成立した、日本で初めての公的な歴史書。古くは『日本紀』とも言い、神代の時代から持統(じとう)天皇の代までを、編年体(へんねんたい)で記しています。

 

下関酒造「世界に1本だけのSAKE造り体験」ツアー 2025年6月 山口県下関市

 

昔の、年号がなかった時代のことは、天皇の治世何年という書き方がされています。なので、「崇神(すじん)天皇八年冬十二月条」とは、崇神天皇が即位して八年目のこと。当時は旧暦なので、春が一月~三月、夏が四月~六月、秋が七月~九月、冬が十月~十二月でした。

 

下関酒造「世界に1本だけのSAKE造り体験」ツアー 2025年6月 山口県下関市

 

この歌は、崇神天皇から掌酒(さかひと)に任じられた高橋活日(たかはしのいくひ)が、大物主神(おおものぬし)の御祭の宴席で、作ったお酒を崇神天皇に献上した時に詠んだ歌です。自分のような人間が作ったのではなく、神様が作られたお酒なので、ぜひ味わってくださいと勧めているわけです。

 

下関酒造「世界に1本だけのSAKE造り体験」ツアー 2025年6月 山口県下関市

 

大物主神は大和国(奈良県)の大神神社(おおみわじんじゃ)に祭られている神様で、崇神天皇は厚く敬っていました。この歌と共に献じられたお酒を、天皇をはじめとした人々が祭の宴で楽しみました。『日本書紀』のこのエピソードから、大物主神はお酒の神様とされます。昔から、人々はお酒を楽しんでいたのですね。

 

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町

 

下関酒造さんは大正12(1923)年、地元農家が集まって創業。道の駅ほうほくにも、「海響」などの日本酒や、ノンアルコールの甘酒などがあります。まずはこちらからでも、ぜひどうぞ☆

 

道の駅ほうほく 山口県下関市豊北町